インド僻地の公立校の教育を劇的に改善した熱血教師の奮闘描く「バーラ先生の特別授業」4月11日公開 予告編&ポスター披露
2025年3月6日 12:00

タミル語映画界で俳優、吹替歌手、プロデューサー、監督としてマルチに活躍するダヌシュが主演を務めたインド映画「バーラ先生の特別授業」(原題:Vaathi)が、4月11日より新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が披露された。
(C)Fortune Four Cinemas (C)Sithara Entertainments (C)Srikara Studios本作は、テランガーナ州の僻地にある公立校で教育の状況を劇的に改善し、インド政府より教員向けの国家賞を授与されたランガイヤ・カデルラ氏の半生にヒントを得た物語。地方の公立校に着任した新人の数学教師が、教育の産業化に反対し、生徒たちの平等な教育の機会を訴えるさまを、バトルシーンも交えて描く。本作が長編4作目となるベンキー・アトゥルーリ監督がメガホンをとった。
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(C)Fortune Four Cinemas (C)Sithara Entertainments (C)Srikara Studios90年代の経済自由化と93年の教育制度の改革により、インドには多くの私立教育機関や予備校が生まれ、高い授業料に応じた質の高い授業が提供されるようになった。一方で、公立学校は有能な教員が私立校に引き抜かれ、低階層の生徒は家計を助けるために授業を放棄し、教室が成立しない状況だった。チョーラワラム村の公立校に赴任してきた数学教師バーラは、大手私立教育機関の経営者からの妨害と闘いながら、受け持ちの生徒全員に共通試験で上位成績を上げさせることを目指す。
(C)Fortune Four Cinemas (C)Sithara Entertainments (C)Srikara Studios
(C)Fortune Four Cinemas (C)Sithara Entertainments (C)Srikara Studiosバーラ役を演じたダヌシュは「作品のメッセージが気に入り、出演を決めた。『教育は神からの施しであり、5つ星ホテルの料理のように売られるべきではない』という劇中のセリフに作品が伝えたいことが凝縮されている。説教じみた話ではなく、家族そろって鑑賞できる娯楽作品にしたかった」と語っている。
予告編では、低階層の家庭の子どもや、女生徒たちが、家計を助けるために授業を受けずに働かなければいけない現実が映し出されるとともに、バーラが生徒を守るために奮闘するバトルシーンなども盛り込まれ、エンターテイメント性あふれる本作の魅力を垣間見ることができる。
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