沖縄旅行で偶然出会った同姓同名韓国人男女の珍道中コメディ「Okinawa Blue Note」【第2回沖縄環太平洋国際映画祭】
2025年3月1日 17:00

沖縄県・那覇市で開催中の第2回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭「オキナワ・パノラマ」部門で、チョ・ソンギュ監督「Okinawa Blue Note」が3月1日に上映された。チョ監督と主演のファン・スンオンがQ&Aに応じた。
ベストセラー作家のキム・ジョンミンは、新たなインスピレーションを求め、バカンスも兼ねて沖縄を訪れる。しかし、到着初日から次々と予期せぬトラブルに遭遇。その中でも最も驚くべき偶然が、同姓同名の旅行者との出会いだった。彼女はウェブトゥーンアーティストのキム・ジョンミン。思いがけず旅を共にすることになったふたりの珍道中が繰り広げられる。

15年前に沖縄に初めて来て、その後も何度か訪れ、沖縄が大好きだというチョ監督。沖縄で映画を撮れたことへの喜びを語り、「私がこれから住みたいと思うほど好きな場所が沖縄で、好きな俳優とスタッフさんと映画を撮れてうれしい。いつか日本の他の街でも、韓国の他の俳優や日本の俳優たちとも映画を撮ってみたい」と今後の期待を膨らませる。

ファン・スンオンは、今作の撮影で初の沖縄滞在となった。「沖縄を訪問する前に抱いていたお金持ちが行くリゾート地のようなイメージと全く違いました。今回撮影で、韓国の人が知らないような場所に行けたのもとても楽しかったです。映画の中で映されるゲストハウスなど、観光地ではない素敵な場所を見つけられました」と感想を語り、「とても楽しい撮影でした。少人数で外国で撮影するということがこれまでと全く違った現場でした。監督がスタッフとともに心を一つにする雰囲気づくりをしてくれて感謝してます」と振り返る。

物語の展開について観客から質問が寄せられると、キム・ジョンミンという名の二人が運命の相手として思わせるような演出として、共演のキム・ドンワンとともに、衣装を揃えるなど工夫を重ねたという逸話を披露。結末については「見る方によって、解釈を残す結末にしています。韓国では深刻なテーマの作品が増えていますが、このように温かい作品を見せられて満足しています」と語った。
「第2回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」は、3月2日まで那覇市ぶんかテンブス館テンブスホール、桜坂劇場などで開催。スケジュール、上映作品詳細は公式HP(https://www.cinema-at-sea.com/)で告知している。
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