刑務所の収監者たちが挑む、人生を取り戻すための舞台演劇 「シンシン SING SING」予告&新場面写真
2025年2月4日 12:00

第97回アカデミー賞で3部門にノミネートされた「シンシン SING SING」の日本版予告編と新場面写真5点がお披露目。映像では、シンシン刑務所の収監者たちが、人生を取り戻すための舞台演劇に挑む姿が切り取られている。
本作の舞台は、米ニューヨークに実在する、最重警備のセキュリティを誇るシンシン刑務所。そこで行われている、舞台演劇を通して収監者の更生を目指すプログラム 「RTA(Rehabilitation Through the Arts)」に取り組むなかで育まれていく友情と再生を描き出す。主要キャストの85%以上が、実際にシンシン刑務所の元収監者であり、演劇プログラムの卒業生および関係者たちで構成される、ユニークかつ挑戦的なプロジェクトとなっている。


2024年3月、SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)映画祭で、観客の投票により選ばれる最高賞である観客賞を受賞。人気スタジオ・A24が北米配給権を獲得し、第97回アカデミー賞では、主演男優賞・脚色賞・歌曲賞(主題歌賞)にノミネートされた。
主演は、24年の「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」に続き、2度目のアカデミー主演男優賞にノミネートされた名優コールマン・ドミンゴ。さらに元収監者であり、演劇プログラム卒業生のクラレンス・マクリンは、本作で鮮烈な俳優デビューを果たし、世界各国の映画賞で助演男優賞や新人賞を獲得している。斬新なキャスト陣が織りなす演技を越えたリアリティに、注目が集まっている。


予告編では、無実の罪で収監されたディヴァインG(ドミンゴ)が、シンシン刑務所で出会った仲間たちと、舞台演劇に挑む。ディヴァインGが口にする「俺たちは演じることで、また人生に向き合えるんだ」という言葉からは、彼らの大きな覚悟が垣間見える。生き生きと演劇のリハーサルをする収監者たちの活力溢れる姿が印象的だ。新場面写真には、シンシン刑務所での生活の様子や、演劇の衣装に身を包んだ収監者たちの姿が活写されている。
「シンシン SING SING」は、4月11日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。
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