浅野忠信が天才写真家演じる「レイブンズ」 妻役・瀧内公美との愛と修羅場を映す本予告&本ビジュアル
2025年1月9日 10:00


本作は、実在した写真家、深瀬昌久の実話に着想を得て制作されたフランス、日本、ベルギー、スペイン合作映画。写真家深瀬と妻洋子の波乱万丈の50年愛を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いたダークでシュールなラブストーリーだ。監督、脚本は「イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語」などで知られ、写真家、ミュージシャン、グラフィックデザイナーとしてのキャリアを持つイギリス人監督マーク・ギル。
妻・洋子を瀧内公美、古舘寛治が深瀬の父親の深瀬助造、池松壮亮が写真家・深瀬昌久の助手正田、高岡早紀が深瀬の行きつけの新宿ゴールデン街のバー「南海(なみ)」の店主を演じる。闇を抱えていた深瀬。それは異形の”鴉の化身”として転生し、哲学的な知性で翻弄する。闇堕ちから深瀬を守ろうとする妻・洋子――ふたりのダークでシュールなラブストーリーが展開する。

本予告は、深瀬と洋子の刺激的な“屠殺場”でのフォトセッションの初デート、庶民的な団地での幸せな新婚家庭シーンを経て、芸術と生活のはざまで愛憎がつのっていくさまが切り取られている。父や助手、果てには鴉の化身からもダメだしされ、写真の魔に取りつかれ、最愛の洋子のポートレートにナイフを突き立てる。また、鴉、サスケなど深瀬の名作写真が随所に登場し、観る者の心をドラマティックにゆさぶる映像となっている。

本ポスタービジュアルは、マーク・ギル監督によるモノクロの特写が用いられ、互いを鎖で縛りつつ、愛し合い、傷つけあい、強い眼差しで夢を追い続ける深瀬と、ミューズ以上の存在感の洋子の危険性を孕んだ運命の恋を表現。スペインで活躍する書家・永田充の書「鴉」を大胆に配置している。
3月28日からTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国公開。
(C)Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, The Y House Films
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