「SHOGUN 将軍」劇場公開記念、アンナ・サワイのメッセージ披露 “歯が欠けた”渾身のアクションシーンも公開
2024年11月8日 17:00
米テレビ界のアカデミー賞といわれる第76回エミー賞で、単年での受賞数としては史上最多となる18部門を獲得した「SHOGUN 将軍」。第1話と第2話が11月16日~23日の8日間限定で劇場公開されることを記念し、同賞にて、アジア人として初となる主演女優賞を獲得した鞠子役のアンナ・サワイから、喜びのコメントが寄せられた。あわせて、本人が撮影後に「歯が欠けた」と明かす、鞠子の見せ場となった渾身のアクションシーンのクリップ映像(https://youtu.be/2bUvUhPHeJA)も公開された。
1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率を記録したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、新たに映像化した戦国スペクタクル。関ケ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、天下獲りに向けた物語を紡いだ。第76回エミー賞では、作品賞、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(サワイ)、監督賞(フレッド・トーイ/第9話「紅天」)など、18部門で受賞。日本人の受賞者も史上最多の9人となり、歴史的な快挙を成し遂げた。
サワイが演じた鞠子は、“謀反(むほん)者の娘”という重い宿命を背負いながらも、戦乱の世を気高く生き抜こうとする物語の中心人物。その姿が、世界中の観客を魅了し、称賛を集めることとなった。
そんなサワイは、「皆さんに映画館で『SHOGUN 将軍』を体験していただけると思うと、とてもワクワクします。2月のジャパンプレミア上映で大きなスクリーンで作品を見たとき、その細部まで描かれた映像と包み込むようなサウンドに圧倒されました。そして、共有体験はいつも特別なものにしてくれます。ぜひ皆さんにも体験していただきたいです。シーズン後半はディズニープラスで引き続きお楽しみいただけます。映画館でお会いしましょう!」と、日本のファンに向けてメッセージを送っている。
クリップ映像は、サワイが撮影後に「歯が欠けた」と語るほど力の入ったアクションを繰り広げる、物語後半の大きな見せ場のひとつ。真田演じる虎永からの“ある命”を受け、敵陣である大坂城に出向いた鞠子を、敵対する石堂和成の家来が足止めをしようと立ちはだかるシーンだ。主君である虎永への強い忠誠心を、その身をもって果たそうとする鞠子の生き様が、鬼気迫る表情やアクションとともに描かれている。サワイは、同シーンの撮影で長刀が半分に折れたとも明かしており、強い意気込みが垣間見える。
劇場で上映される第1話・第2話では、本作のもうひとりのキーパーソンとなる英国人航海士・按針(コズモ・ジャービス)と鞠子の出会いや、虎永が人知れず鞠子を呼び出し、按針の通詞になるように説得しようとする重要なシーン。さらには、大きなスクリーンにも映える、迫力満点の船での航行シーンや、当時の街並みが再現された大坂の街を一望する圧巻のシーンなども登場する
「SHOGUN 将軍」の第1話と第2話は、11月16日~23日、全国約200館の映画館で上映される。
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