【継続視聴を決めた夏ドラマランキング】「海のはじまり」「西園寺さんは家事をしない」を抑えて“最も期待している作品”に選ばれたのは?
2024年8月3日 11:00
8月に入り、放送中の夏ドラマも中盤にさしかかり、物語の転機を迎えています。映画.comでは7月8~31日の期間中、今期ドラマを対象に「2024年夏ドラマ、第1話を見て“継続視聴”を決めた作品」を聞くアンケートを行いました。参加者4698人の結果をまとめたTOP15をランキング形式でご紹介します。参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました!
本アンケートでは継続視聴を決めた作品(※)を全て選択していただき、「そのなかで、最も期待している1作品とその理由」も回答していただきました。ドラマ好きが前評判ではなく実際に視聴してハマったのはどのドラマなのか? 皆さまから寄せられた熱いコメントの数々とともにご紹介します!
第2位「しょせん他人事ですから とある弁護士の本音の仕事」(テレビ東京)1270票
第3位「海のはじまり」(フジテレビ)1190票
第4位「笑うマトリョーシカ」(TBS)938票
第5位「青島くんはいじわる」(テレビ朝日)700票
第6位「ブラックペアン シーズン2」(TBS)687票
第7位「ビリオン×スクール」(フジテレビ)541票
第8位「新宿野戦病院」(フジテレビ)473票
第9位「マウンテンドクター」(カンテレ)463票
第10位「GO HOME 警視庁身元不明人相談室」(日本テレビ)327票
第11位「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ)325票
第12位「あの子の子ども」(カンテレ)275票
第13位「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)183票
第14位「ギークス 警察署の変人たち」(フジテレビ)181票
第15位「科捜研の女 season24」(テレビ朝日)131票
3作品が1000票以上を集めるなか、約300票の差をつけて第1位に輝いたのは、「ホタルノヒカリ」などを手掛けたひうらさとる氏の同名コミックをドラマ化した「西園寺さんは家事をしない」。家事を一切したくないキャリアウーマンの西園寺さんと、年下の訳ありシングルファーザーとその娘のちょっと変わった同居生活を描いたハートフルラブコメディで、西園寺さん役の松本若菜さんとシングルファーザー役に初挑戦した松村北斗さんの好演が反響を呼んでいます。“偽家族”生活を模索する主人公たちの姿を通して「幸せって何?家族って何?」を問いかけるストーリーに引き込まれる声が寄せられました。
2位は、中島健人さん主演の「しょせん他人事ですから とある弁護士の本音の仕事」。変わり者の弁護士が「しょせん他人事」をモットーに、ネット炎上やSNSトラブル案件を解決していくリーガル漫画を実写化。身近なテーマを題材にしていることから、「勉強になる」「ためになる」といったコメントが上がりました。本作はまだ放送が始まったばかりで、第2話が8月9日に放送予定です。
3位は、「海のはじまり」。社会現象を巻き起こした「silent」の目黒蓮さんと制作スタッフが再集結したことから、放送開始前から注目を集めていました。今作では、大学時代の恋人の葬儀で娘の存在を知った主人公が、周りの人々と関わり合いながら親子の愛を深めていく物語が描かれます。目黒さんをはじめとするキャスト陣の繊細な演技と、脚本家の生方美久さんが紡ぐ印象的なセリフに、多くの人が心を揺さぶられた模様。
続く4位は、謎が多く先の読めない展開にハマる人が続出している「笑うマトリョーシカ」。そして、5位は王道ラブストーリーの「青島くんはいじわる」がランクイン。二宮和也さん主演の医療ドラマの6年ぶりの続編「ブラックペアン シーズン2」は6位、山田涼介さんが教師役に初挑戦した「ビリオン×スクール」は7位となっています。8位の「新宿野戦病院」は、宮藤官九郎さんが脚本を手がけた救急医療ドラマ。9位には杉野遥亮さん主演の山岳医療ドラマ「マウンテンドクター」、10位には小芝風花さんと大島優子さんがバディを組む「GO HOME 警視庁身元不明人相談室」が入りました。
ここからは、夏ドラマの中で「最も期待している作品」(※単一回答)に選ばれたTOP15を、回答者の皆さんから寄せられたコメントとともにご紹介します。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
Hong Kong Films @ Tokyo 2024 NEW
香港映画の魅力を紹介!スタンリー・クワン、松永大司、サモ・ハンらがセミナー参加…10月30日開幕!(提供:香港貿易発展局)
トラップ NEW
【このサイコパスがヤバい】ライブ会場“全体”が殺人鬼を捕える罠、そして殺人鬼は自分! どう脱出?
提供:ワーナー・ブラザース映画
レッド・ワン NEW
【映画ファンが観たいもの“全部のせ”】面白そうすぎ!ワクワクしすぎの超大作に期待はちきれそう!
提供:ワーナー・ブラザース映画
八犬伝
【90%の観客が「想像超えた面白さ」と回答】「ゴジラ-1.0」監督も心酔した“前代未聞”の渾身作
提供:キノフィルムズ
追加料金ナシで映画館を極上にする方法、こっそり教えます
【利用すると「こんなすごいの!?」と絶句】案件とか関係なしに、シンプルにめちゃ良いのでオススメ
提供:TOHOシネマズ
ジョーカー フォリ・ア・ドゥ
【ネタバレ解説・考察】ラストの意味とは? “賛否両論の衝撃作”を強烈に観たくなる徹底攻略ガイド
提供:ワーナー・ブラザース映画
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。