【「このろくでもない世界で」本日公開】ソン・ジュンギは撮影現場でも“兄貴”だった 優しいハグも収めた貴重映像披露
2024年7月26日 09:00
(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.ソン・ジュンギが出演を熱望し、第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に公式出品された「このろくでもない世界で」が、本日7月26日に公開を迎え、貴重なインタビューやメイキングを収めたコメンタリー映像が披露された。
ある地方の暴力が蔓延る町で貧困にもあえぐ18歳の少年・ヨンギュ(ホン・サビン)と、彼の絶望漂う瞳にかつての自分を重ねた裏社会の男・チゴン(ソン・ジュンギ)。傷だらけのふたりが交錯した時、彼らの運命は思わぬ方向へ猛スピードで走り出す。18歳の若さにして、どこにも行き場がないこの世のデッドエンドにぶち当たってしまったヨンギュ。地元の犯罪組織のリーダー・チゴンを頼らざるを得なかったヨンギュは、彼のもとで犯罪に手を染めていく。
(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.映像では、出演者のホン・サビン、ソン・ジュンギ、キム・ヒョンソと、キム・チャンフン監督を含めた4人が、撮影時の印象や本作のキャラクターについて説明している。ホン・サビンは本作で長編初主演となるが、キム・チャンフ監督はオーディションの際「初めて会った時、言葉にできない独特な雰囲気があった。セリフを聞きながら、彼がヨンギュだと思った」と語る。
ソン・ジュンギは、ホン・サビンのことを「元々実力のある舞台俳優として有名」だから知っていたという。映画の中でも「俺のことは兄貴(ヒョン)だと思え」と兄弟のような間柄で徐々に通じ合う2人だが、現場でもその“兄弟関係”を築いたようで、激しいアクションの撮影の後などは、カットがかかるやいなや、ソン・ジュンギはすぐにホン・サビンを抱き寄せ「痛かっただろう」とハグをする優しい兄貴の瞬間が収められている。
(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.また、ヨンギュの義妹ハヤン役を演じ、百想芸術大賞では新人演技賞を見事受賞したキム・ヒョンソについては、ソン・ジュンギは「いろんな方法で自分を表現するアーティスト。全てを備えた人」と絶賛。キム・チャンフン監督も「強烈なエネルギーとタフなイメージ。常に圧倒された」と賛辞を惜しまない。
そんななか、ホン・サビンは「すごくファンだったので、緊張した」と主演らしからぬ微笑ましいコメントをしている。そんな新人離れしたキム・ヒョンソも舌を巻いたのが、グローバルスターのソン・ジュンギだ。「おお、ヒョンソ!と優しく言っていた方が、急に目つきが一変するので鳥肌が立ちました」。一触即発なヒリヒリした物語とは異なり、実際にはお互いをリスペクトし合うクリエイティブな現場だったようだ。
(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.そのほかにも、傷跡の特殊メイクを施す様子や、撮影時の貴重な裏側をたっぷり見ることができる映像となっている。
(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー