山田裕貴、子育てするウルトラマンに共感「もし、子どもを持ったら……」
2024年7月2日 17:49

東京・羽田空港で「ウルトラマン」ブランドとのコラボレーションイベント「ULTRAMAN TO THE WORLD HANEDA AIRPORT」が開催されることになり、7月2日、同港国際線第3ターミナルで、プレス発表イベントが行われた。現在、Netflixで配信中の日米合作長編アニメーション「Ultraman: Rising」にて、日本語吹き替え版声優を務める俳優の山田裕貴が駆けつけた。
地球を守るスーパーヒーロー「ウルトラマン」という、もうひとつの顔を持つ野球界のスター選手サトウ・ケン(声:山田)は、ひょんなことから、宿敵・ジャイガントロンの子である、赤ちゃん怪獣の世話を任されてしまう。ケンは新米パパとして奮闘しながら、疎遠になっていた父との関係や、ウルトラマンであることの本当の意味と向き合っていく。

山田は「子育てしているウルトラマンは、初めてかもしれない」と役柄について語り、「怪獣の子どもと出会い、接するなかで、子どもってどんな存在なのか、自分はどう育ってきたのかを見つめ直すことができ、大人になっても(子どもに)成長させてもらうというのが、ものすごく面白いし、泣かされる」と見どころをアピールした。
また、「父親がプロ野球選手(元中日ドラゴンズの山田和利氏)だったので、試合に負けて帰ってくると、僕らは静かに寝たり。子どもは子どもで気を使うこともありました」と幼少期の父子関係を振り返り、「子どもがいないのでわかりませんが、もし、子どもを持ったら、そういう(子ども側の)視点も持ちたいなと思う」と作品が描く家族愛に共感。「この作品が、子どもたちと会話するきっかけになれば」と話していた。

6月26日に発表された「Netflix 週間グローバルTOP10(英語作品/映画、6月17日~6月23日)」で2位を飾り、世界69の国と地域で週間TOP10入り。合計視聴数は1230万と世界中で大きな注目を集めている。
本作に加えて、「ゴジラ-1.0」が第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞するなど、出演作が海外でも評価される現状については、「とてもありがたいことですし、ちゃんと作品が広まれば、世界に届くと実証された」と確かな手応え。海外進出は「目標として、抱いてはいなかった」というが、「もっともっと日本の作品が、世界に出て行けば、僕らのステージも変わるはず」と抱負を語った。
この日は、今回のキャンペーンのために特別に製作された、全長約4.3メートルのウルトラマン飛行像をお披露目するアンベールセレモニーを実施。海外への玄関口である羽田空港から、世界に飛び立つウルトラマンの勇姿に、山田は瞳を輝かせていた。
イベント開催期間中は、山田がアンベールに立ち合った迫力満点のウルトラマン飛行像の展示をはじめ、限定グッズが集まるポップアップショップを展開。オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーや、最新のヒーローショー、空港の秘密を学びながら各ターミナルをめぐるキッズプログラムなど、さまざまなコンテンツを楽しむことができる。いずれも入場・参加無料で、2024年7月3日から、8月31日まで開催される。
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