ショート映画制作支援プログラム「TRIPLEX」始動 資金調達からプロダクション、劇場公開・オンライン配信までを一体化
2024年7月1日 12:30

クラウドファンディングプラットフォーム「MOTION GALLERY」が、下北沢の映画館「シモキタ-エキマエ-シネマ K2」、ショート映画サブスクリプションサービス「SAMANSA(サマンサ)」とともに、ショート映画制作支援プログラム「TRIPLEX(トリプレックス)」を始動した。
日本でのショート映画は尺の短さによる興行のしづらさなどにより、ロードショーとしての劇場公開が難しく、作品製作費を興行収入で回収出来ないため、制作費の出資を集めることも難しい状況にある。一方で、昨今は世界中の良質作品をオンラインで視聴できる環境が整い、タイパを重視するZ世代を中心に注目が集まっている。
当プログラムでは制作資金調達から劇場公開、オンライン配信までを一体化した支援体制を築くことで、クリエイターはショート映画の制作活動に専念できる環境を整え、ファンは長期間支援できる仕組みを実現することができる。資金調達のハードルが下がることで新しい作品が次々と生まれやすい状況を作り、劇場公開とオンライン配信を組み合わせることで、従来の映画館好きからZ世代まで幅広い層に作品を届けることを可能としいている。
「TRIPLEX」は、25分以内のショート映画の脚本または企画の募集(ジャンルやテーマは自由)を7月1日~30日まで行い、選ばれた企画は「MOTION GALLERY」のサポートのもと、クラウドファンディングを活用しファンや資金を募る。さらに、「SAMANSA」がプリプロダクションからポストプロダクションまで並走し、作品完成まで最大1000万円の追加資金援助も含め全面サポート。完成後は「K2」にて上映し、その後「SAMANSA」にて1年間配信される。
「TRIPLEX」の募集内容、サポート内容、募集期間は以下の通り。
・25分以内のショート映画の脚本または企画
・MOTION GALLERYのクラウドファンディングでのファンづくりおよび製作費の獲得
・製作予算の中からクラウドファンディングで足りない部分をSAMANSAから最大1000万円までの補填
・K2での劇場上映
・SAMANSAでの1年間配信
2024年7月1日(月)から7月30日(火)まで
3作品
特になし、どなたでも参加可能
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