絵本をショートアニメ化する「アニエホン」第1弾「はりねずみのルーチカ」放送・配信スタート ロングVer.も公開 [
2024年5月13日 05:00
(C)かんのゆうこ・北見葉胡・講談社/ANIMEHONプロジェクト講談社の絵本をショートアニメ化してテレビCMやWEB上で公開する企画「アニエホン」の第1弾として、「はりねずみのルーチカ」の放送・配信がスタートした。
(C)かんのゆうこ・北見葉胡・講談社/ANIMEHONプロジェクト2013年にスタートした、かんのゆうこ氏(作)と北見葉胡氏(絵)氏による原作童話「はりねずみのルーチカ」シリーズは、ジャムづくりと歌が大好きなはりねずみの男の子・ルーチカをはじめ、信じる人たちだけに見える「フェリエの国」で仲良く暮らす不思議な生き物たちが冒険を繰り広げる物語。
(C)かんのゆうこ・北見葉胡・講談社/ANIMEHONプロジェクトショートアニメでは、第1作「はりねずみのルーチカ」の導入部を映像化。ルーチカが友達のもぐら・ソルといっしょに、ジャムの材料であるあかすぐりの実を探しに出かけるところから始まる。ルーチカ役を篠田みなみ、ソル役を雪深山福子、ナレーションをほたかけるが担当。「うっかりペネロペ」第4シリーズで演出を手がける沼口雅徳を監督に迎え、「映画 すみっコぐらし」シリーズや「アグレッシブ烈子」のファンワークスがアニメーション制作を担っている。
(C)かんのゆうこ・北見葉胡・講談社/ANIMEHONプロジェクトテレビCMでは約30秒のショートバージョンを放送。「アニエホン」公式YouTubeチャンネルでは、ディレクターズカット版として3分のロングバージョンが公開中。
監督、原作者からのコメント全文は以下の通り。
「はりねずみのルーチカ」の制作に携われる機会をいただけたこと、とても感謝しております。かんのさんと北見さんの人で、長年かけて素晴らしく素敵な世界を築いていらっしゃるので、身が引き締まる思いで、映像化をお引き受けしました。
制作にあたっては、原作の持つ温かい空気感を損なわないように気を付けながら、キャラクターたちの魅力を最大限に引き出し、生き生きとそこに存在するような表現を目指しました。スタッフ一同の熱心な協力のおかげで、良い作品ができたと思っております。
ぜひご覧いただき、原作の魅力を新たな形で感じていただければ幸いです。
今回はショートアニメーションとして制作しましたが、このシリーズがさらに発展していくことを心から願っております。
「はりねずみのルーチカ」を書き始めたのは2011年。震災で悲しみの中にいる人たちの心に、小さな灯りがともるような物語が書けたら……そんな思いから生まれました。
2013年に第1巻を出版して以来、今日まで書き続けてきましたが、まさかルーチカたちが生き生きと動き出す日がやってくるなんて。あの頃の自分に教えてあげたら、きっと目を丸くして驚いたことでしょう。
完成したアニメ作品は、温かく、美しく、優しさに満ちあふれ、原作の世界を大切にしながら創ってくださったことが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。アニメ作品の「はりねずみのルーチカ」も、どうかたくさんの人たちに愛されますように。
この物語を描き始める時、はりねずみのルーチカが暮らす世界はどんなところなのかしらと想像を膨らませました。
少しだけ不思議な森、自分とそっくりな形の籠(カゴ)を持つルーチカ、シャベルを肩掛けしたもぐらのソル、などイメージが次々と広がったことを思い出します。
よもやその子たちが動き出すなんて! 感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。温かなナレーションと美しい音楽のなか、愛らしい声と仕草でちょこちょこ走り回っている様子は、本当に可愛らしいです。
思いやりに溢れたルーチカの世界をそのままに再現してくださったアニメ作品「はりねずみのルーチカ」。多くの方々に楽しんでいただけましたら幸せです。
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