【全話配信中】「SHOGUN 将軍」真田広之らキャスト陣が名シーンを振り返る特別映像 西岡徳馬が明かす、あの名シーンの裏話
2024年4月25日 18:00
真田広之が主演・プロデューサーを務め、ハリウッドの制作陣が戦国時代の日本を描くドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラスの「スター」で配信中)から、真田広之らキャスト陣が名シーンを振り返る特別映像(https://youtu.be/rAnCVYz2CWY)がお披露目された。
本作は、1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率を記録したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、新たに映像化した戦国スペクタクル。関ヶ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、天下獲りに向けた陰謀と策略の“謀り事”を壮大なスケールで紡ぎ出す。
先日配信された最終話にも注目があつまるなか、特別映像では、プロデューサーと主人公・吉井虎永役を務めた真田広之、“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子役のアンナ・サワイ、虎永と天下の覇権を争う敵・石堂和成役の平岳大、虎永に長年仕える忠実な腹心・戸田広松役の西岡徳馬、亡き太閤との子を守る母・落葉の方役の二階堂ふみらが、熱い思いを語っている。
真田は、「日本の文化を正しく世界に紹介したい」という熱い思いを抱え、日本の実力派俳優陣と、時代劇経験豊富な専門家たちをそろえることを条件に、本作に参加。懐かしみながら映像を見る真田は、「丸ごと漁村を作ったスケール感のなかで芝居ができることに喜びを感じていた」と述懐する。同場面は、衣装、セット、所作など細かなところまでこだわり抜いた一方で、ハリウッドならではの臨場感に溢れており、製作陣と話し合いながらさまざまなアイデアを投入した、真田ならではのこだわりが光るシーンとなっている。
サワイは、鞠子が敵の軍勢を前に、薙刀1本で戦う姿を見て、思わず涙をこぼす。薙刀が折れ、歯も欠けるほど全身全霊で撮影に挑んだという。平は、虎永と石堂が対峙する緊張感溢れるシーンが撮影初日だったという驚きのエピソードを披露。本音と建前が入り混じる、鞠子と落葉の方の秘密の会話を前に佇む按針(コズモ・ジャービス)を、ほほ笑みながら見つめる二階堂は、予想外のことが起きる現場の面白さや演技へのこだわりを語っている。
そして西岡は、窮地に陥り、大坂へ降伏の意を伝える虎永を、強い言葉で諫める広松の緊張感溢れる演技が“伝説”と話題になった8話のシーンに言及。「このシーンをやるために僕はこの作品に参加したと思っていますし、真田もそう思っていた」と、ふたりとも待ちに待ったシーンだったと明かす。撮影日の朝、真田から「徳馬さん、いよいよあのシーンがきました」と声をかけられたそう。西岡は、「言葉にせずともふたりだけが何を思っているかわかっていた」といい、真田と西岡が阿吽の呼吸で演じ切ると、その場にいた全員が涙したという。この撮影に1日中かかったという命を懸けた対話は、観客を釘付けにし、称賛の声が続出した。ともに「日本の武士道スピリットをこのドラマで見せよう」と固く誓い撮影に挑んだ、真田と西岡による熱演に注目だ。
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