川西拓実×桜田ひより「バジーノイズ」新映像公開! バンド「AZUR」のメンバーが音楽を通して繋がっていく姿描く
2024年4月11日 12:30

グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実と俳優の桜田ひよりが共演し、人気コミックを映画化する「バジーノイズ」の新映像となるTrailer[AZUR edition]が披露された。映像には、主演の川西、桜田、そして井之脇海、栁俊太郎、円井わんが演じる登場人物たちがバンド「AZUR」を結成することで、音楽を通して繋がっていく姿がとらえられている。
原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で20年まで連載されていたDTM(デスクトップミュージック)を題材にした同名コミック(全5巻)。むつき潤氏の長編デビュー作で、登場人物のリアルな心理描写や、独特な音楽表現、タイムリーなテーマ性など、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。
マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄。人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていた彼に、上の部屋に住む女性・潮が挨拶を交わしてきた。その日、失恋をしたと言う彼女は、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明ける。やがて潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。
メガホンをとったのは、人気ドラマ「silent」を手掛けた風間太樹監督。本作で映画初主演を飾った川西が清澄役、風間監督と「silent」に続き2回目のタッグを組んだ桜田が潮役を担う。レコード会社に勤める潮の幼馴染・航太郎役を井之脇、清澄と音楽を始めることになるベーシストの陸役を栁、ドラマーの岬役を円井が演じるほか、奥野瑛太、櫻井海音、佐津川愛美らが共演する。

映像は、潮が清澄に向かって「ほんまに音楽だけやったんね」と語りかけるシーンで始まる。航太郎が「典型的なひとりよがりの打ち込み音楽」と評するように、ひとり音楽を奏でていた清澄だが、陸や岬と音楽を奏でていく中で、自らの「鳴らしたい音」の世界を広げていく。そして軽やかな音楽とともに、会社員としての葛藤を抱える航太郎や、「好きを続けるのムズイんだよ」という陸がそれぞれ悩みを抱えながら自らの想いと向き合う姿が映し出されていく。
風間監督は原作を実写化するにあたり、個の想いを大事にすることに最もこだわったという。バンドを組んで仲間と生きていくのも素晴らしいし、一人でいることを選んでもいい。どちらの良さも消さない物語を、繊細に作り上げていった。新映像ではひとりで音楽をマイペースに奏でる姿、そしてバンドを組んで生き生きと奏でる姿がどちらも魅力的にとらえられている。
「バジーノイズ」は5月3日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
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