ゴールデングローブ賞授賞式、今後5年の米放映権をCBSが獲得
2024年3月29日 11:00

米CBSが今後5年間のゴールデングローブ賞授賞式の放映権を獲得したことが発表された。2025年からゴールデングローブ賞授賞式は米CBSで全米生放送と、同社の動画配信サービスParamount+でのライブストリーミングが同時に行われることになる。
2024年の授賞式はCBSで放映され、その成功が今回の契約締結へとつながった。CBSのジョージ・チークスCEOは「今年の放送は私たち双方にとって大きな勝利でした。このパートナーシップを拡大し、ゴールデングローブ賞を前進させることに興奮しています」と述べている。
この展開は、過去数年にわたりゴールデングローブ賞が直面していた諸問題からの離脱を意味する。ゴールデングローブ賞といえばアカデミー賞の前哨戦の中でもっとも華やかな賞として知られるが、同賞を主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)における多様性の欠如が批判を浴び、メディア企業やタレント広報のボイコットに発展。2022年の授賞式が中止に追い込まれる事態となった。
HFPAはその後、組織改革や投票員の増加を敢行。テレビ制作会社のディック・クラーク・プロダクションズと親会社エルドリッジ・インダストリーズによる買収をもって解散。今年1月に行われた第81回ゴールデングローブ賞は新体制下で行われる最初の授賞式となった。
同賞の視聴者数は複数のプラットフォームで1000万人を超え、大成功を収めている。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント