間宮祥太朗&佐藤二朗ら「変な家」ネタバレ厳禁トークに四苦八苦「体感したことのない映画」
2024年2月13日 12:00

映画「変な家」の完成報告会が2月12日に渋谷ヒカリエホールで行われ、間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈、DJ松永(Creepy Nuts)、石川淳一監督が出席。ネタバレ厳禁の映画とあってそれぞれが言葉を選びながらトークに臨み、四苦八苦する様子に会場からも笑いが起きた。

総再生数1600万回を突破するYouTube動画と、その前身である同タイトルのウェブメディア記事をもとに原作者の雨穴が書籍化したベストセラーを映画化した本作。雨男(あめおとこ)の名前で活動する売れない動画クリエイター・雨宮役を間宮、雨宮とバディを組んで間取りの謎に迫る一風変わった設計士・栗原を佐藤、間取りの謎のカギを握る謎の人物・柚希役を川栄、雨宮のマネージャー・柳岡役を松永が演じている。

完成報告会でありながら映画の上映は行われず、「変な報告会」と題したイベントが行われたこの日。間宮は「たいていこのタイミングだと、『完成しました』と披露する会をやるのが常なのですが、今回は(映画を)観させないという。変な宣伝です」とにっこり。
慎重に映画をアピールすることになると、「“ゾクッとミステリー”という宣伝文句をうたっていますが、ミステリーでありつつ、ミステリーの枠に収まらない。今まで観たことのない、体感したことのない映画。アトラクションのような映画だと思っています。“間取り”というのも誰しもが身近なことで、ちょっとした違和感から(物語が)始まって、すごく……ね! 後半は……」とどのように説明していいのか戸惑いながら、「こんな景色が見られるんだ、こんな出口に出られるんだと感じられる映画になっています」とコメント。
オファーがあった時点から本作に魅了されたそうで、「雨月さんの動画を観て、すごく引き込まれた。どんどん謎に没頭していた。そして佐藤二朗さんとバディだけれど、コメディではない。二朗さんとどうやってバディを作っていくのかというのも楽しみでした」と喜びを口にしていた。

一方の佐藤は「YouTubeの20分の短編動画がバズって、書籍化もされて、小説も漫画も爆発的に売れた。YouTubeの動画は、みんなが探し当てたことが始まりだった。それがこの映画の大きな力だと思います。そういうことです」と語ると、間宮と川栄がニヤニヤ顔を浮かべた。佐藤が「全然おかしいこと言っていない!」と抗議すると、間宮は「二朗さんが『そういうことです』と言った瞬間に、川栄が笑っていた」、川栄も「うまくまとめようとした」と大笑い。「なんの話をしていたか忘れた!」と汗をかいた佐藤は、「顔の濃さ、年齢など全部が真反対な2人のバディ感も楽しんでほしい」と呼びかけていた。

「不思議な間取りがあるのが不思議で、とにかく間取りがヤバい」と語彙力をすっかり失った川栄は、「思わず声が出てしまうくらい、ドキドキする映画。最後まで楽しんでもらえると思います」と目尻を下げ、松永は「手応えとしては、そうですね……。いい感じだった」とノリでまとめるなど、それぞれがネタバレに触れないように苦戦しながらも楽しそうにトークを繰り広げていた。
撮影現場における「変だったエピソード」に話が及ぶと、間宮は「二朗さんと川栄と、3人でいる時の空気感」とニヤリ。佐藤は「川栄が『ハハハ!』と笑う。橋本環奈と川栄李奈が『ハハハ!』と笑う、二大巨頭です。それがすごくうれしくて、よく笑かしていた」と腹の底から声を出して豪快な笑い方を真似していたが、川栄は「二朗さんが笑かしてくる。しつこいんですよ。一生しゃべっているし、途中、無視していいかなと思っちゃって、リアクションが薄くなっちゃった」とクレームを入れながら告白。佐藤は「おじさんになると、若い子のリアクションが薄くなる。それもまた喜びなの」とご満悦の表情を浮かべ、周囲を笑わせていた。

最後には、オールブラックの服装に身を包んだ400人の観客と、白の仮面をつけた雨男100人と一緒にフォトセッション。間宮が「変な!」と声を上げると、観客が「イエーイ!」と呼応して、にぎやかにイベントを締めくくった。
「変な家」は3月15日から公開。
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