幻の織物と“衣”の始源をたどり、日本神話の謎に挑むドキュメント「倭文(しづり) 旅するカジの木」5月25日公開
2024年2月4日 08:00

日本の神話に秘められた幻の織物と衣服の起源を探るドキュメンタリー映画「倭文(しづり) 旅するカジの木」(しづり たびするかじのき)が5月25日公開される。ポスタービジュアルと場面写真、思想家の中沢新一、本作の語りを務めた冨永愛からのコメントが披露された。
日本神話に現れる幻の織物“倭文(しづり)”。その白さは光の象徴とされ、邪悪なものを祓い、身体を護る神聖な力を持っていた。倭文の力の源はどこにあったのか――本作は、映像民俗学を標榜する北村皆雄監督が5年の歳月をかけて完成させ、古代の日本人が衣服に込めた力を探る知的好奇心に溢れたドキュメンタリーだ。
謎を解く鍵は、衣服の始源を担った「カジの木」が握る。中国南部を原産とするその木のルーツを遡り、台湾、インドネシアのスラウェシ島、南太平洋パプアニューギニアへ。さらに日本各地に倭文の痕跡を求めると、古代国家の重要な謎が明らかになっていく。そして、現代の織物作家たちは倭文の創造的復元に挑む。
大駱駝艦を主宰する麿赤兒とアーティストのコムアイが謎めいた日本神話を再現する重要なシーンに登場。モデルの冨永愛が語りを務めた。作中の文字デザインとポスターヴィジュアルをグラフィックデザインの巨匠・杉浦康平と新保韻香が手がける。
5月25日からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
−中沢新一(思想家)
−冨永愛(モデル・本作語り)
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者のヤバい映画
【アクション好きに激烈オススメ】とにかくイカれてる!ハチャメチャに次ぐハチャメチャが痛快すぎた!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI