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米俳優組合、129ページもの労使協定の覚書を公表

2023年11月28日 20:00

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画像はダンカン・クラブツリー・アイルランド
画像はダンカン・クラブツリー・アイルランド
Photo by Leon Bennett/Getty Images

米俳優組合(SAG-AFTRA)による労使協定をめぐる約4カ月に渡るストライキが終了して2週間。SAG-AFTRAは、スタジオ側との暫定合意の覚書を公表した。

同組合のナショナル・ディレクターのダンカン・クラブツリー・アイルランドが、契約への批准投票にあたる組合員の要望に応じて、129ページにおよぶ覚書草案の全文の公表に踏み切った。この覚書は、組合員の意思決定を支援するために、情報提供のみを目的としており、同組合と、映画会社、テレビ局、配信プラットフォームなど350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)の両者が署名するまでは最終的なものではないとされている。

組合員に向けた書面で「これらの契約は、10億ドル以上の新たな報酬とベネフィット・プランの資金調達を達成するものです(ベネフィット・プランへの3億1720万ドルの追加を含む)」と報酬の改善を強調。また、「この契約は、以前には存在しなかった長くて詳細なAIのガードレールを確立し、私たちがこの新しいテクノロジー、ヘアメイクの公平性、大幅に増加した背景カバー、桁外れのストリーミング配信の剰余金、新しいストリーミング・サクセス・ファンド、その他多くの課題に取り組むにあたり、あなたを保護するものです」と、今回の労使交渉での争点となった人工知能(AI)の規制と動画配信プラットフォームからの報酬について要約した。

書面で、クラブツリー・アイルランドは「これらの利益は、ストライキの118日間にわたるあなた方の犠牲、連帯、粘り強さによってのみ可能であり、あなた方が協定を批准することに投票すれば保証されます」と、批准を強く推奨。一方で、米Deadlineによれば、交渉委員会のAIアドバイザーを務めたジャスティン・ベイトマンと、取締役の一人であるマシュー・モディーンは批准に猛反対しており、まだ予断は許されないようだ。投票期間は12月5日まで。

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