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第24回東京フィルメックスが開幕 ワン・ビン監督、アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督が来日

2023年11月22日 21:00

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ワン・ビン監督(左)、アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督
ワン・ビン監督(左)、アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督

第24回東京フィルメックス開会式が11月22日有楽町朝日ホール開催され、コンペティション部門の審査員を務める中国のワン・ビン監督、タイのアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督と、神谷直希プログラミング・ディレクターが登壇した。

今年は「東京フィルメックス・コンペティション」8作品、「特別招待作品」7作品、「メイド・イン・ジャパン部門」4作品、プレイベント「Filmmaker's Homecoming」12作品、ジョアン・セーザル・モンテイロ監督特集3作品の計34作品が上映される。コンペ部門の審査員はワン監督とスウィチャーゴーンポン監督のほか、台湾の映画プログラマー、クオ・ミンジュンが務める。

神谷プログラミング・ディレクターは、「20年以上行われているここ有楽町朝日ホールに今年も戻ってこれてうれしく思っています。今年も財政状況が厳しい中での開催となる。理事や正会員の温かいご支援のおかげで開催することができた。スポーターやサポーターの皆さんの支えがなければ開催できませんでした。1本でも多くの作品を見ていただき、最後までこの映画祭を楽しんでほしい」と厳しい条件の中で開催にこぎつけられたことを、各所への感謝とともに報告する。

スウィチャーゴーンポン監督は、「この場にいられることに感動しています。初めてフィルメックスに参加したのは2010年、現在のタレンツ・トーキョーにあたる企画に参加したひとりでした。あれから13年が過ぎたのが感慨深いです。その時に良い友人ができ、今でも友情が続いています。映画を愛する人が集うこの映画祭が長く続くことを望んでいます」と同映画祭との深い縁をしみじみ語る。

「特別招待作品部門」で、最新作「青春」が上映されるワン監督は、「こうやってフィルメックスに参加できることをうれしく思っています。私の映画を上映していただける機会は多くはないのですが、今回私の映画を観ていただけることに喜んでいます」とコメントした。

この日はトルコの巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作、今年の第76回カンヌ映画祭コンペティション部門でプレミア上映された「About Dry Grasses(英題)」がオープニング作品として上映された。

第24回東京フィルメックスは11月19日~11月26日、有楽町朝日ホール、ヒューマントラストシネマ有楽町で開催予定。期間中(11月20日~11月25日)には、上映と来場監督のQ&Aのほか、ベルリン国際映画祭と提携する、映画分野の人材育成事業「タレンツ・トーキョー2023」も開催される。上映作品やスケジュールなど詳細は公式HP(https://filmex.jp)で告知している。

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