ABBA×ゾンビの新作映画にアイアン・メイデンのボーカルが主演

Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Power Trip

ロックバンド「アイアン・メイデン」のフロントマンとして知られるブルース・ディッキンソンが、ABBAのトリビュートバンドが主人公の新作ホラー映画「ビョルン・オブ・ザ・デッド（原題）」に主演することがわかった。米Deadlineが報じた。

ABBAのトリビュートバンド「Abbatoir」は、老人ホームや閑古鳥が鳴いているパブ等で週末に演奏をしていた。バンド解散が頭の中をよぎる中、トリビュートバンドのバトルトーナメントの開催を知り、参加することに。ところが、会場に到着してみると、メインルームで起きた騒動の負傷者がアンデッドに変身し始めるというストーリー。

原案のアンドリュー・プレンダーガスト（「海上48hours 悪夢のバカンス」）は、「音楽業界の内幕を描いた面白くて、恐ろしくて、教訓もある物語であり、血みどろのゴア・フェスティバルを製作できることに興奮している」とコメント。脚本を手がけたオースティン・ディッキンソンも、「皆さん、スパンデックスを着こなし、カツラをかぶり、斧を研いで待っていてください。ビョルンがやってくる」と語った。

主演のディッキンソン以外にも、ロックやメタルの世界からさまざまなカメオ出演が予定とのこと。「キラー・ジーンズ」のエルザ・ケプハート監督がメガホンをとり、レイブン・バナーがグローバルのセールスを担当。同社のマイケル・パスト、ジェームズ・フラー、アンドリュー・トーマス・ハントが製作総指揮を務める。