アレック・ボールドウィン、新作サスペンスで銀幕に復帰
2023年8月14日 11:00
撮影現場での発砲事件で巷を騒がせたアレック・ボールドウィンが、新作サスペンス「Cold Deck(原題)」でスティーブン・ドーフ(「ブレイド」「SOMEWHERE」)とダブル主演を務めることが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
同作は、ボールドウィンとドーフ演じる2人の伐採者が、森の奥地にひっそりと佇む一軒の小屋で、メタンフェタミン精製が行われていることを知ってしまったことから麻薬カルテルに追われ、命がけの壮絶な戦いに巻き込まれていくさまを描くサバイバルサスペンス。
ジョー・ペルッチョが執筆したオリジナル脚本をもとに、「デルタフォース」「レッドライン 奪還」のブライアン・スキーバ監督がメガホンをとり、「ヴェンデッタ」「デッドロック」「エクストラクション」など数多くのアクション映画を手がけてきたベテラン、コーリー・ラージとエリック・ブロムバーグがプロデュースにあたる同作は、米俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに突入した7月14日以前にすでに撮り終えており、編集作業を残すのみとのことだが、公開日については現時点でまだ決まっていない。
ボールドウィンは2021年10月、主演・製作を務める西部劇「Rust(原題)」の撮影中に小道具の銃を発砲し、スタッフ2人を死傷させたとして過失致死罪に問われたものの、今年4月に起訴取り下げが決定し、無罪放免となっていた。