燃える闘魂・アントニオ猪木展開催、メモリアルな写真やグッズがずらり 藤波辰爾は思い出語る
2023年8月2日 17:00

2022年10月1日に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの生誕80年を記念し、8月3日から東京の京王百貨店新宿店、B1階on the Cornerで開催されるアントニオ 猪木 80thANNIVERSARY「燃える闘魂・アントニオ猪木展」の内覧会が8月2日にあり、故猪木さんの弟子であるプロレスラー藤波辰爾らが出席し思い出を語った。
「燃える闘魂・アントニオ猪木展」は、数々の伝説を残したプロレスラーとして多くの人の記憶に残る猪木さんの記録を振り返る展示と限定グッズなどを販売するイベント。1976年に日本武道館で行われた、当時プロボクシングの世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリとの一戦「アントニオ猪木&モハメド・アリ」のガウンや現物初展示となるモハメド・アリからの手紙をはじめ、猪木さんが残した言葉や愛用品など約50点を展示する。

除幕式前に会場を訪れた藤波は、展示写真の数々を懐かしそうに眺め、時折目を細める場面も。弟子入りしかばん持ちをしていたころの写真に「猪木さんが1番怖かったころ。新日本プロレスを旗揚げする前後ですね」とコメント。その後の自身との試合写真には「そして、こうやって戦うことになるとは……」と懐かしんでいた。また、販売グッズのひとつであるクリアファイルの猪木さんのポーズに「弓を引くようなモーション。今こんなことができる人はいないでしょうね」と師匠の美しい雄姿を称えていた。

イベント会場に設置されたアントニオ猪木像の除幕式で改めて思い出を問われると、「思い出はいっぱいありますが、僕はまだ現役でリングに上っているので思い出に浸っている時間はない」と、プロならではの返答。しかし「リングに上がるたびに、どこかで猪木さんの目が光っているような気がします」とその影響の大きさを語った。

この日はプロレスラーのSareee、タレントのアントニオ小猪木、アントキの猪木も出席し、レジェンドとなったアントニオ猪木さんの魅力を熱弁していた。会場では、闘魂タオルシリーズ(4400円~)などイベント限定アイテムを含む計約70種のグッズのほか、会場内および京王線新宿駅京王西口駅窓口にて「アントニオ猪木生誕80周年記念きっぷ」(1500円)が販売される。


また、日本を代表するプロレスラーにして実業家、政治家としてリングの内外で伝説的なエピソードを数々残してきた猪木さんのドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」が、10月6日に公開される。
(C)2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会
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