ブラッド・ピット、実際のF1グランプリで映画撮影を敢行
2023年7月12日 22:00

ブラッド・ピットが、F1グランプリの会場でレーシングカーを走行させたと米IndieWireが報じている。
ピットは現在、「トップガン マーヴェリック」のジョセフ・コジンスキー監督による新作映画の撮影中だ。タイトル未定の同作はF1の世界が舞台で、1990年代に大事故を起こして引退したレーサー(ブラッド・ピット)が主人公。ハビエル・バルデム演じる最下位チームのオーナーやダムソン・イドリス(「スノーフォール」)演じる若き天才ドライバーとの出会いを通じて、再びF1の世界に舞い戻るというストーリーだという。
プロデューサーは「トップガン マーヴェリック」と同様にジェリー・ブラッカイマーが務め、ピットは主演のみならずF1レーサーのルイス・ハミルトンらと制作総指揮に名を連ねている。
7月9日(現地時間)、イギリスのシルバーストーン・サーキットでF1第11戦イギリスGPが実施されたが、ピットが登場したのはレースの開始前。レーシングスーツに身を包んだ彼は、複数のカメラを搭載したカスタムのF1マシンに乗り込み、コースを走行した。
「トップガン マーヴェリック」でトム・クルーズら出演者がカメラを搭載した戦闘機を実際に操縦したように、コシンスキー監督は本作においてピットら出演者に実際にF1を操縦させているという。
スカイ・ニュースの取材に対し、ピットはF1マシンを操縦する体験を語っている。
「本当に、本当にエキサイティングだよ。そして屈辱的でもある。ぼくの走りはホットラップ(アツい高速走行)というより、むしろウォームラップ(ぬるま湯走行)だ。何度か意図せず草むらを抜けてしまったけど、とにかく最高の気分だったね」
タイトル未定の同作はApple Studiosが製作。公開時期は決まっていない。

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