新文芸坐の極上音響企画「Ryuichi Sakamoto: CODA」、坂本龍一監督の「東北ユースオーケストラ演奏会2023」の一部を6月23日上映
2023年6月21日 16:00

東京・池袋の新文芸坐で開催される世界的音響エンジニア、オノ セイゲン氏によるプログラム「Seigen Ono presents オーディオルーム新文芸坐」。Vol.5として、6月23日に上映する坂本龍一さんのドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto: CODA」のトークタイムの最後に、坂本さんが監督を務めた「東北ユースオーケストラ演奏会2023」から、東京オペラシティで収録されたマーラーの交響曲第5番から第3楽章「アダージェット」(約11分)を5.1ch Blu-ray上映する。
「オーディオルーム新文芸坐」は、録音エンジニアとして、82年の「坂本龍一/戦場のメリークリスマス」から、ジョン・ゾーン、アート・リンゼイ、デイビッド・シルビアン、マンハッタン・トランスファー、オスカー・ピーターソン、キース・ジャレット、マイルス・デイビス、キング・クリムゾン、渡辺貞夫、加藤和彦ら多数のアーティストのプロジェクトに参加するオノ氏が、新文芸坐の「BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM」をダイレクトに調整し、極上の音響空間を創出。オノ氏が音声トラックをリマスターしたBlu-rayだけでなく、音楽や音の素晴らしい映画を紹介していく企画だ。

東北ユースオーケストラは、2013年、宮城県松島町にて開催された「Lucerne Festival ARK NOVA 松島 2013」をきっかけに、東日本大震災の被災三県(岩手県・宮城県・福島県)の小中高、大学生が楽団員のオーケストラ。震災を乗り越えて生まれた強くて美しい音楽を、東北から全国、そして世界へ届けていく。
「東北ユースオーケストラ演奏会2023」で坂本監督は、3月21日からの盛岡市民文化ホール、けんしん郡山文化センター、名取市文化会館のライブストリーミングを聴き、3月26日東京オペラシティでは午前中のゲネプロから指導。約2時間15分の公演の終演後、バックステージには、オーケストラに向けて。「Superb! Bravissimo(拍手×5)素晴らしかった!! よかったです。みんなありがとう(拍手×3)お疲れさまでした♪」とメッセージを寄せた。

東北ユースオーケストラでは、今後も活動を続けるために寄付を募集している。詳細は公式HP(https://tohoku-youth-orchestra.org/)に記載。上映後にはトークイベントのほか、上映前25分に「BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM」で、オノ氏によるDJタイムも予定されている。チケット販売詳細は新文芸坐HPで告知している。
6/23(金)
19:35 DJ SEIGEN ONO
20:00~21:47「Ryuichi Sakamoto: CODA」上映
21:50~トークゲスト:吉村栄一(音楽ライター、編集者。映画「CODA」リサーチャー)
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