ハリー・ポッターの体験型施設「スタジオツアー東京」6月16日オープン! チケット発売日&料金も発表
2023年3月15日 12:50

「ハリー・ポッター」の体験型施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の開業日が、6月16日に決定した。チケット(※日時指定・予約制)は、3月22日午後2時から発売され、料金は大人6300円、中人(中学生・高校生)5200円、小人(4歳~小学生)3800円(全て税込)。3月15日に行われたイベントに、芦田愛菜、ハリー杉山が登壇し、9と3/4番線のホグワーツ特急が初披露された。
J・K・ローリングのベストセラー小説シリーズを基にした、8本の作品からなる映画「ハリー・ポッター」シリーズ。その後、スピンオフとなる「ファンタスティック・ビースト」シリーズも製作されるなど、全世界的に社会現象を巻き起こした。両シリーズの世界観を味わうことができる「スタジオツアー東京」は、練馬区の「としまえん」跡地にオープンする、来場者が歩いて回ることができる体験型エンタテインメント施設。実際に映画に携わったイギリスの世界最高峰のクリエイターたちによる、オリジナルの手法と技術で制作したセット、小道具、衣装、魔法動物などが展示される。イギリスの「スタジオツアーロンドン」に次いで世界で2番目、アジアでは初めてオープンする。


マスコミ向けのイベントで披露されたホグワーツ特急の基礎として使われているのは、1929年に作られた“ダンブルトン・ホール”と呼ばれるイギリスの蒸気機関車。かつてグレート・ウエスタン鉄道が所有し、引退するまで35年以上運行されていた蒸気機関車をイギリスで改装後、日本に運搬し、スタジオツアー東京で展示することになった。車両内には、ハリー、ロン、ハーマイオニーをイメージした人形が設置され、来場者は内部に入って写真を撮ることもできる。

同エリアでは、スタジオツアー東京オリジナルのセットとして、「ファンタスティック ・ビーストとダンブルドアの秘密」で、ニュート・スキャマンダーがチームを結成するシーンで登場した、グレート・ウィザーディング・エクスプレスを展示。車両は、作品の時代設定に合わせたアールデコ調のデザインとなっている。あわせて、ニュートらキャラクターたちの衣装もディスプレイされる。

そんなホグワーツ特急を前に、「ハリー・ポッター」シリーズの大ファンだとう芦田愛菜とハリー杉山は、興奮を隠せない様子だ。「9と3/4番線に立てているのが本当に信じられないですし、すごく嬉しくて。私みたいなマグルでもここに立てるんだと思いました」という芦田に、杉山は「芦田さんって、マグル(非魔法族)でしたっけ?」とすかさずツッコミ。芦田は慌てて「違いますよ」と否定し、ふたりはホグワーツのどの寮に入りたいか、トークに華を咲かせていた。
スタジオツアーロンドンにも訪問したという杉山は、改めて施設の魅力を、「まさに作品のなかにループした、瞬間移動したような感動が味わえます。細かいディテール、クラフトマンシップは、日本人の心を揺さぶるような感動を与えてくれるんですよ」と、力強くアピール。最後に、杖を持ったふたりの「アロホモラ!」(カギを開ける呪文)の声に合わせ、開業日が発表された。

施設は、敷地面積が約9万平方メートル、建物面積が約3万平方メートル。ホグワーツ特急のほかにも、大広間、禁じられた森、ダイアゴン横丁、グリフィンドールの談話室と男子寮、スリザリンの談話室、ダンブルドアの校長室、ハグリッドの小屋などのセットが再現される。さらに、原作や脚本には書かれていなかったが、ホグワーツの印象的な風景のひとつとなったホグワーツ橋も作られる。美術チームの最高傑作といえる、精巧に作られたホグワーツ城にも注目だ。

さらに、来場者が参加できるアクティビティも多数。箒でホグワーツ城の周囲を飛び回ったり、クィディッチの試合を応援したり、ホグワーツの動く階段エリアで動く肖像画になったりと、さまざまな形で、魔法ワールドを体験することができる。レストラン&カフェも4種類あり、バタービールを飲むことができるバーや、イギリス風の食事やスイーツを堪能できるフードホールが作られる。
ショップは、7000以上の特注品や、特別に調達した小道具で飾られた、14のテーマ別セクションに分かれ、世界最大級の広さを誇る。スタジオツアー東京限定商品も、数多く取り揃えられるという。「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては、世界最大規模の大きさを誇り、全ての体験時間は、4時間以上が想定されている。

イベントには、ゼネラルマネージャーのトーベン・イェンセン氏、バイスプレジデントの松尾俊宏氏も参加。松尾氏は、ロンドンに次ぐ場所として日本が選ばれた理由を、「日本以外にも候補地はいくつかありましたが、こうして東京という場が選ばれた最大の理由は、日本には本国イギリスをしのぐ、熱烈なファンが多く存在することです」と語る。
松尾氏「こちらにある映画のセットや衣装、小道具などは、実際の映画製作に携わったクリエイターたちの、巧みな技術の結晶です。ものづくりの文化が根付いている日本は、職人の手がける技術へのリスペクトが高い。それ以外にも、日本人は魔法の世界への関心が高いといったことが挙げられます」
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、6月16日に練馬区の「としまえん」跡地に開業。詳細は、公式サイト(https://www.wbstudiotour.jp/)で確認できる。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI