監督・齊藤工×主演・窪田正孝「スイート・マイホーム」特報&ティザービジュアル披露 「家」を取り巻く恐怖の連鎖を描く
2023年3月8日 05:00
齊藤工が監督、窪田正孝が主演を務める「スイート・マイホーム」の特報ティザービジュアルが披露された。
本作は、2018年の第13回小説現代新人賞を受賞した神津凛子(かみづ・りんこ)氏の同名デビュー作(講談社文庫刊)を映画化するもの。映画やドラマで俳優として活躍する一方、監督、プロデュース業でも多彩な才能を発揮している齊藤がメガホンをとり、ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で共演した窪田が、奇妙な事件に巻き込まれていく主人公・清沢賢二を演じる。そのほか、蓮佛美沙子、奈緒、窪塚洋介、中島歩、里々佳、松角洋平、根岸季衣が共演。脚本は、斎藤が主演を務めた「零落」(3月17日公開)でもタッグを組んだ倉持裕が担当した。
冬が厳しい長野で、スポーツインストラクターとして働く賢二は、「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われる。寒がりの妻と娘のために、「たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められる」というその家を建てようと決心する賢二。新居が完成し、家族にふたり目の娘も加わり、一家は幸せの絶頂にいた。しかし、その家に越した直後から、奇妙な出来事が起こり始める。まとわりつくような何かの気配。赤ん坊の瞳に映る恐ろしい影。地下に捕らわれ、泣き叫ぶ娘。次第に明かされる、秘められた過去――「家」を取り巻く恐怖の連鎖は家族だけに留まらず、関係者の怪死などに波及し始め、予想を超えた衝撃の結末に向けて加速していく。
映像は、窪田扮する賢二が、雪が降りしきる中、家族が待つはずのマイホームに切迫した表情で向かうシーンから始まる。家に忍び寄る怪しい影、険しい表情でモニターを覗き込む賢二、林に放置された死体、目を塞ぐ少女。印象的なカットが目まぐるしく映し出されるとともに、ティザービジュアルでも使われている「この『家』には何かがある」というコピーと、映像の最後に流れる「アイツらに見つかったら終わりだからな」という男のセリフが、多くの謎を予感させる。
ティザービジュアルは、地下室へと続く扉に佇む賢二の姿を切り取ったデザイン。「この『家』には何かがある」というコピー以外にも、「さっき、家の中に誰かがいたんだよ」「お前、本当に何も見えていないのか」「まさに理想のご家族です」といった言葉が添えられ、想像力を掻き立てる。
「スイート・マイホーム」は、9月公開。
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内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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