【「ガンニバル」本日配信】柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆が喰われる? キャラビジュアル&特別映像
2022年12月28日 16:00
ディズニープラス「スター」と、日本映画の第一線で活躍する気鋭クリエイター&キャストがタッグを組んだ衝撃のサイコスリラー「ガンニバル」の世界同時配信が、本日12月28日にスタートする。「人が喰われているらしい」と噂される村を舞台に、登場人物たちがその村の異常性の餌食になるストーリーにちなみ、物語のカギを握る人物たちが“喰われる”キャラクタービジュアル全5種がお披露目された。さらに、2種類の特別映像「阿川大悟編」(https://youtu.be/667QVK3hDfk)と、「後藤家編」(https://youtu.be/3PZhS8RP4Hc)も披露された。
キャラビジュアルに登場するのは、主人公の阿川大悟(柳楽優弥)、舞台となる供花村を支配する後藤家の次期当主である後藤恵介(笠松将)、大悟の妻・有希(吉岡里帆)と娘・ましろ(志水心音)、村の秘密の核心に迫るきっかけになる青年・寺山京介(高杉真宙)、そして、後藤家の前当主である後藤銀(倍賞美津子)の計6人。果たして、彼らは何に“喰われ”ようとしているのか? それぞれの立場によって抱える葛藤と、その内に秘めた狂気にも似た思いに蝕まれていく不穏さが伝わる仕上がりだ。
ある事件をきっかけに駐在として供花村へ左遷された警察官の阿川大悟は、愛する家族を守るため、村の噂の真相を探ろうとするが、次第に内なる狂気に飲み込まれていく。娘のましろが背を向けていることに目もくれず、暴走する大悟の運命やいかに。
村人から「関わってはいけない」と諭される異質な一族・後藤家を束ねる後藤恵介。白装束に身を包んだ異様な後藤家の一同を背にし、見る者をにらみつける表情には、次期当主という責任を背負い、一族を守り抜こうとする揺るぎない意思がみなぎる。
大悟とともに供花村に越してきた、妻の有希と娘のましろ。大悟のことを支えながら、村人たちとも仲良くなりつつあったが、やがて村の日常は不穏な空気に包まれていく。逃げ場のない異常な村で、不安な表情を浮かべるふたりは正気でいられるのか?
「村の誰かに顔を喰われた」と衝撃的な事実を打ち明ける寺山京介。過去に執着し、大悟に供花村の真相を探るきっかけを与えることで、自らも真相究明のために危険な橋を渡る。左手で抑えた精巧なマスクの下は、どのような顔になっているのか。
後藤家の前当主・後藤銀。その背後には“あの人”と称される謎の大男が映し出されている。血の結束で後藤家を束ねてきた銀だが、ある日、山で無残な遺体として発見された。後藤家が一族に深く執着する理由、そして“あの人”との関係は?
特別映像は、暴走する愛に飲み込まれる大悟と、異常なまでに血の結束にこだわる後藤家にスポットを当てる。「阿川大悟編」はある事件をきっかけに、村の秘密に魅せられるように、捜査にのめり込み、次第に家族への愛を暴走と狂気へと加速させる大悟の姿が鮮烈。大きく映し出される「人殺し」の文字は、大悟が過去に起こした事件に関係があるようだ。一方、「後藤家編」では、供花村で絶対的な権力を誇る一族を守ろうとするあまり、抗えない血に支配される恵介の覚悟と葛藤が見え隠れする。それぞれの映像からは、対立するはずの大悟と恵介が、「愛する家族を守りたい」という共通の思いを強く抱いていることが浮き彫りになっている。
果たして“おかしい”のは、どちらか? 人間の弱さや闇を容赦なくえぐり出す本作の魅力について、柳楽は「サスペンス要素もありますが、僕自身は何より家族の再生が(物語の)軸にあるのかなって思いました。大悟の持っているものって、わかりやすい正義というよりは、何かを守ろうとするときに生まれる“狂気”なんですね。そういう一線を越えてしまう危険性って、普通の人にもあると思うんです」と語る。
また、笠松は「もともといろんな顔を持つキャラクターが好きで、後藤恵介もそのひとり。恵介に関しては一見、怪しいですけど、彼の立場や過ごしてきた環境を考えると、そういう背景が徐々に見えてきます。話が進むにつれて、どの人間の、どの行動が正義なのか、どんどんわからなくなってくると思います」と、単なる勧善懲悪で割り切れない複雑で奥深い見どころをアピールする。
「ガンニバル」は本日12月28日午後5時から、ディズニープラスで配信開始(全7話/初回のみ、2話配信)。
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