江戸時代の長崎で殺し屋が復讐代行「REVENGER」23年1月放送開始 笠間淳、梅原裕一郎、武内駿輔ら出演
2022年11月6日 17:00
「刀剣乱舞」などで知られるゲームメーカーのニトロプラスと松竹によるオリジナルテレビアニメ「REVENGER(リベンジャー)」の放送が、2023年1月からスタートすることが決まった。あわせて、笠間淳、梅原裕一郎、武内駿輔、金元寿子、葉山翔太の出演が発表された。
同作は、現実とは異なる歴史を歩んだ江戸時代の長崎を舞台に、力なき人たちの復讐を代行する殺し屋たちの戦いを描くダークヒーローアクション作品。何でも屋「利便事屋(りべんじや)」という表の顔と、殺し屋(REVENGER)という裏の顔をもち、それぞれに欠落を抱えた不器用でまっすぐな5人の男たちが、ある事件の真相を追うなかで大きな陰謀に巻き込まれていく。
笠間は剣術の達人だが、純粋さを利用されて武士としての生きる道を失い、利便事屋に拾われることとなる繰馬雷蔵(くりまらいぞう)役を担当。梅原は利便事屋のリーダーで、物腰は柔らかいが無慈悲に標的を始末する碓水幽烟(うすいゆうえん)役、武内は温和な町医者として生きているが、心の底に破壊衝動を秘めた叢上徹破(むらかみてっぱ)役、金元は愛らしい外見をした両性具有の少年で、人間的な道徳や善悪の概念をもたない鳰(にお)役、葉山は金と酒に目がない博打打ちで、自堕落だが情に厚い惣二(そうじ)役を務める。
12月10日に東京・新宿ピカデリーで、先行上映イベントが開催されることも決定した。笠間、梅原、武内、葉山が登壇する。チケット料金は2000円で、10月28日~11月27日にイープラスで先行抽選を受け付ける。残席がある場合のみ、12月3日から劇場窓口と劇場公式サイトで先着販売を行う。
以下にキャスト陣からのコメントを掲載する。
本当に「言葉にならない」という感覚でした。連絡をいただいた事務所のスタッフさんも、決定の連絡を喜びながらも言葉少なに淡々と聞く僕に対し、「今お電話大丈夫でしたか?」と心配させてしまう始末でした。
僕はこの世界に飛び込んだのも遅く、役者としてもまだまだ未熟。同年代のすごい先輩方を仰ぎ見ながら「逆境」をテーマにがむしゃらに駆け抜けてきました。そんな僕にいただけた主役「繰馬雷蔵」との出会い。お役が決まったうれしさはもちろんですが、その出会いをオーディションという形で届けてくれた事務所、これまで応援してきて頂いた方々への感謝、そしてもちろん作品の根幹を成すということへの責任。いろいろなものがひとつになって、身体の奥から沸々と湧き上がる熱いものをうまくアウトプットできない状態でした。
雷蔵はまさに「純真無垢」。ただし頑固で意固地な純真無垢です。純真無垢と言われれば、素直でどんなものにも染まりうる柔軟さを想像しますが、彼はそれとはまったく違います。逆説的な言い方と思われるかもしれませんが、時代は江戸。武士としての「在り方」が社会全体としても無条件で許容され、賞賛される時代です。そんな中での彼は武士としての生き方しか知らない「純粋な大人の少年」なのです。そんな純粋さは彼の大きな魅力です。ただ、同時にその生き方は彼自身の生き方を大きく縛る枷(かせ)でもあります。疑いようの無い武士としての自分、そのプライドと矜持を胸に雷蔵がこの作品でどのように生きてゆくのか、僕自身も楽しみです。
この作品は、キャスト、スタッフ全員がとてつもない熱量とこだわりをもって臨んでいます。美麗な絵、重厚なストーリー、最高の音楽、そしてキャストさんたちのお芝居。そのどれをとっても本当に素晴らしい作品であると自信を持って言えます。僕自身も、そんな最高のプロフェッショナルな方々と共にお仕事をさせていただくのに恥じぬ表現をするべく、一話一話必死にもがいています。この作品に関わる全員が、まさに血のにじむような仕事と愛を持って送り出す「REVENGER」という作品が、ひとりでも多くの方に届き、楽しんでいただけるよう祈っています。どうぞご期待ください。
実はテープオーディションの段階で受けたキャラクターは幽烟ではなく、スタジオオーディションで初めて幽烟を演じたので、受かったという連絡をいただいた時はうれしかったです。
掛け合いでのオーディションでしたので、会話の温度感やテンポ感はつかみやすい反面、とても緊張しました。
決定したキャスト陣が年齢の近い方が多かったので、この世代で「REVENGER」という作品の空気感を引っ張っていかなければならないという責任を感じました。
アフレコが始まると脇を固めるキャストの方々が本当に重厚で渋く、芝居を引き締めていただき感謝してます。
・ご自身が演じられるキャラクターについて教えてください。また、そのキャラクターはどんなところが魅力ですか?
幽烟というキャラクターはさまざまな立場の人間と話す機会があり、仮面を被ったり、時に本音をこぼす部分があったり、いろいろな顔を見せてくれるキャラクターです。
演じていても言葉の裏や本質を読み解くのが難しい時があります。
基本的には冷静に最適解を導き出すことが多いですが、決して冷徹ではなく、心のある人間です。
普段の柔らかい物腰と、殺し屋として仕事をこなす時の凄味が、ギャップがあり演じるのが楽しいキャラクターです。いわゆる決め台詞的なものもあり、印象に残るのではないでしょうか。
激動の時代の足音が聞こえつつあるなか、長崎という地で暗躍する殺し屋集団。
これだけ聞くと難しい、固い作品のように思えますが、決してそうではなく、さまざまな人間の感情や思惑が交錯する、人間の心に焦点を当てた作品だと思っています。
アクションにも注目していただきたいですし、癖のある魅力的なキャラクターが数多く登場するので、飽きさせない作りになっています。
当時の時代背景などを調べてみると、より一層楽しめるかもしれません。もちろん、予備知識なくても楽しめる作品です。
時に渋く、時にスタイリッシュな「REVENGER」の空気感を楽しんでいただければ幸いです。放送をお楽しみに。
この世界観に声を吹き込めることにとてもワクワクしました。アニメーション、シナリオ共にとてもクオリティが高く、自分にとってもチャレンジの作品に出来ればと思いました。
個人的に、日本の伝統工芸品などに今ハマっているので、そういった意味でもタイミングが良かった作品だなと思います。
インテリかつ筋肉キャラでもあり、弓の使い手でもあり医者でもある……とにかくいろいろな顔を持った人物です。
仲間のなかでは割とまとめ役だったり、バランサーだったりするところがあるので、会話劇も魅力的だなと思います。台詞が「~だね」で終わることが多いので、彼の個性として楽しく表現できればと思います。
横文字タイトルなのに、和風! 秀逸なキャラクターデザイン! 硬派でありながらポップでもあるという、さまざまな要素がミックスされた本作に、ぜひご期待いただければと思います!
とてもうれしかったです!
オーディションを受けるにあたり、作品の資料を拝見いたしました。歴史が好きなこともあり、侍がいる時代や、綿密な世界設定に惹かれました。また、鳰のようなキャラクターはあまり演じたことがなかったので、オーディションの時はかなり緊張しましたが、今回ありがたくも役を担当させていただくことになったので精一杯努めたいと思います。
鳰は利便事屋のひとりです。手先が器用で凧をよく作っています。メンバーの中では一番年下で、子供っぽく無邪気です。利便事をしている時も、どこか無邪気で楽しんでいたり。そんな部分が鳰という人間がここに至るまでを想像させてくれます。あとは、表情が豊かで可愛いです!
緊張感のある場面でも、空気を読まない鳰がほっこりさせてくれるはず!?
江戸時代の長崎が舞台というだけでもワクワクしますが、そこに、それぞれの事情を抱えたキャラクターがどのように生きて、未来に向かっていくのか。利便事とは一体何なのか。まだ言えることが少ないのですが、アクションシーンもあり、見応え抜群です!
どんな物語か気になっていると思いますが、ぜひ毎回楽しみにご覧いただければうれしいです!
お知らせをいただいた時は「まさか!?」と驚きました。
というのも、スタジオオーディションの際に音響監督から「楽しんでください」とお言葉をいただき、その言葉通り目一杯やって帰ったのですが、マイク前でしっかり掛け合いをするのが久しぶりすぎて、すごく浮き足立ってしまったと思っていたんです。
もっと頑張ろうと思った矢先で、素晴らしいチャンスをいただけたことに感謝しました。
惣二は基本だらしのない近所の兄ちゃんのようで、時に頼れる兄貴になる人です。
何も顧みず自分の為に好き勝手生きている人を見たら、嫉妬と一緒に何か牽引される力のようなものも感じることがあるのですが、多分惣二もそんなところを幽烟に買われて、利便事屋に置かれてるんだろうなと。
他の利便事屋のメンバーと違う、惣二だけが持ち合わせるその「生」への素直さが魅力だと思っています。
僕は子供たちと関わるときの惣二が一番好きで、数あるシーンの中でも一番まっすぐに言葉が出せた気がします。
鳰との掛け合いも絶妙なので、いろんな表情をする惣二を楽しんでいただけたらうれしいです。
スタッフさんと現場でお話しや考察をしたりして、収録に臨んでいるのですが、各話で語りたいことがいっぱいありまして……っ!
メインキャラクターをはじめ、サブキャラクターたちから見えてくる物語が心を打つんです。
チラッと見える道具や背景の一部にも発見があり、世界観の放つエネルギーに圧倒されるのではないでしょうか。
早く皆さんと放送を観て、盛り上がりたいなと思っております。
楽しみにしていてください!
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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