「ブレイド」が監督探しのため製作中断＆公開延期　「デッドプール3」などにも波紋

Photo by Amy Sussman/Getty Images

マーベル・スタジオは新作映画「ブレイド（原題）」のバッサム・タリク監督が降板したことを受け、新しい監督を探すために製作の中断を決めた。合わせて、同作をはじめ「デッドプール3（原題）」や「ファンタスティック・フォー（原題）」などの公開日が後ろ倒しにされた。

オスカー俳優マハーシャラ・アリ主演で予定されている「ブレイド（原題）」だが、2週間ほど前に「制作スケジュールの継続的な変更」を理由にタリク監督が降板。11月から撮影を開始するため米アトランタでプリプロダクションが進められていたが、米ハリウッド・レポーターによればスタッフに対して10月11日（現地時間）に製作中断が伝えられたという。スタジオは、2023年初頭の製作再開を目指して、監督探しと開発に専念するようだ。

タリク監督が離脱した際、製作に影響が出ないように新しい監督がすぐさま決定すると大方が推測していたが、スタジオはさらに時間をかけてその他の面も練り上げる時間が必要だと考えていたようだ。

この決定を受け、一連のマーベル映画の全米公開日が変更となった。変更は以下の通り。

「ブレイド（原題）」　2023年11月3日→2024年9月6日

「デッドプール3（原題）」　2024年9月6日→2024年11月8日

「ファンタスティック・フォー（原題）」　2024年11月8日→2025年2月14日

タイトル未定の新作　2025年2月14日→2025年11月7日

「アベンジャーズ　ザ・カーン・ダイナスティ（原題）」　2025年2月14日→2025年11月7日

「アベンジャーズ　シークレット・ウォーズ（原題）」　2025年11月7日→2026年5月1日

タイトル未定の新作　2026年5月1日→スケジュール未定