ディズニー、米フロリダ州「ゲイと言うな」法案可決を批判
2022年4月4日 17:00

米フロリダ州で通称「ゲイと言うな(Don't say gay)」法案が可決したことを受けて、米ウォルト・ディズニー社が反対声明を出した。
「ゲイと言うな(Don't say gay)」法案は、小学校で教師が性的指向や性自認に関して話すことを事実上禁止するもので、同性愛を否定する「キリスト教原理主義者」とも呼ばれる福音派(エバンジェリカルズ)にアピールするために、米保守派議員が提出したもの。この法案が成立すると、LGBTQの子どもたちが不当な差別に遭うとして、LGBTQの支援団体はフロリダ州でディズニーワールドを展開するウォルト・ディズニー社に協力を求めていた。
だが、2020年から最高経営責任者を務めるボブ・チャペック氏は、同法案へのスタンスを明らかにすることを拒否。その後、従業員や傘下のピクサー・アニメーション・スタジオの社員からLGBTQの映像表現に関して自主規制を課していることや、同法案を提出した議員たちに献金を行っていることが暴露され、チャペック氏は総攻撃を受けた。その後、チャペック氏は全社員に謝罪するとともに、同法案への反対を表明したものの、時すでに遅し。同法案は、米共和党のロン・デサンティス州知事の署名によって成立に至っている。
ウォルト・ディズニー社は改めて、反対声明を発表。
「フロリダ州のHB1557、通称『ゲイと言うな』法案は、決して可決されるべきでなく、成立すべきものではありませんでした。弊社はこの法律が議会で廃止されるか、裁判所で破棄されることを目標としており、そのために活動している国や州の組織を引き続き支援することを約束します。私たちは、ディズニー・ファミリーのLGBTQ+メンバーだけでなく、フロリダ州や全米のLGBTQ+コミュニティの権利と安全のために支援活動を続けていきます」
関連ニュース




映画.com注目特集をチェック

ドンケツ
【超暴力的・超過激・コンプラ全無視】地上波絶対無理! 狂キャラたちが常軌を逸した大暴れ!
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった!!】この映画で人生がレベルアップする…GW、家族で観るならコレで決まり!
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの面白そうな映画は!?!?
【強烈に面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

最愛の妻が、殺された…
【衝撃】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる…
提供:ディズニー

ここでしか観られない“激レア映画”を特集放送
【“観たい”にこたえる極上体験】映画・ドラマを愛するすべての人に!(提供:BS10 スターチャンネル)