タランティーノ、テレビドラマ「JUSTIFIED 俺の正義」続編を監督か
2022年3月2日 15:00
クエンティン・タランティーノ監督が、テレビドラマ「Justified: City Primeval(原題)」の演出を手がける方向で交渉に入っていると、米Deadlineが報じている。
同作は、6シーズンにわたって米FXで放送された「JUSTIFIED 俺の正義」の続編で、リミッテッドシリーズとして準備されている。「JUSTIFIED 俺の正義」は、エルモア・レナードの短編小説を原作にしたドラマシリーズで、2015年に放送を終了している。
タランティーノ監督は、映画製作の合間に好きなドラマの演出をしており、これまでにも「ER緊急救命室」と「CSI:科学捜査班」を手がけている。「Justified: City Primeval(原題)」に関しても、監督第3作「ジャッキー・ブラウン」の原作者でもあるレナード作品であることに加え、主人公の保安官レイアン・ギヴンスを「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にも出演していたティモシー・オリファントが演じていることもあり、興味を持ったようだ。
なお、タランティーノ監督は19年に劇場公開された「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の次回作となる監督第10作で引退すると宣言しているが、その作品はまだ発表されていない。