昆虫大好き香川照之が手がける自然教育絵本「インセクトランド」Eテレで4月にアニメ化
2022年1月5日 16:00
大の昆虫好きとして知られ、文部科学省のこどもの教育応援大使も務める俳優・香川照之が手がける自然教育絵本「INSECT LAND(インセクトランド)」(講談社刊)シリーズのアニメ化が決定した。4月からNHK Eテレで放送開始。
2020年にスタートし、第6弾まで発売されている「INSECT LAND」は、昆虫の国“インセクトランド”で暮らすかわいい昆虫たちの日常を通じて、昆虫の生態を楽しく学べる絵本シリーズ。SDGs(持続可能な開発目標)などの教育要素も盛り込まれており、「国連生物多様性の10年日本委員会」により推薦図書として選ばれている。YouTubeでは、香川による読み聞かせ動画なども公開中。
アニメ版では、香川自らがエグゼクティブプロデューサーを務め、絵本シリーズから引き続きキャラクター原案をフランス人クリエイターのロマン・トマが担当する。監督には「それいけ!アンパンマン」の川越淳を迎え、アニメーション制作は「それいけ!アンパンマン」「名探偵コナン」のトムス・エンタテインメントが行う。
ヒメボタル、ハナカマキリ、クワガタ、カブトムシといった個性豊かな昆虫たちの“インセクトランド”での日々を描いたティザープロモーションビデオと、昆虫たちが集まったメインビジュアルも公開されている。
以下に香川からのコメントを掲載する。
【香川照之(エグゼクティブプロデューサー)】
自然教育絵本「INSECT LAND」は、はからずも我々が自然に身を置きにくくなってしまったパンデミックのなか、発表することになりました。
コロナ禍においては、社会、環境、経済が循環しているということを痛感させられましたが、SDGsはこの循環をより良いものにすることだと信じ、特にお子さんたちの学びに寄与したいと考えています。
Eテレでのアニメ化は、日本全国の子どもたちに平等に貢献できる機会を得られた大変うれしいことです。
仏クリエイターのロマン・トマさんが描く、楽しくて可愛いキャラクターたちが、5億年の進化が創り上げた生態を通して、「生きる力」を伝えます。
インセクトランドの昆虫たちが、人類とこの地球の共存が持続可能なものになることの一助となることを願っております。