なすしおばら映画祭、開幕! 川岡大次郎プロデューサーが感無量の面持ち
2021年11月27日 14:33

栃木県那須塩原市で立ち上がった「なすしおばら映画祭」が11月27日、同市内のシネコン「フォーラム那須塩原」で開幕した。オープニングセレモニーには、映画祭プロデューサーを務める俳優の川岡大次郎が登壇し、「昨年はコロナでオンライン開催になってしまった。今年はこうやってお客さんの前で開催に漕ぎ着けられて嬉しく思います」と感無量の面持ちで、客席に頭を下げていた。
2019年のトライアル開催を経て、昨年「第1回なすしおばら映画祭」が開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、時期を21年3月に延期したうえでオンライン開催に変更された。今年はオンラインと同時開催となり、映画祭での上映のために長編映画を製作。杉山嘉一監督、松本享恭主演の「川のながれに」は、28日にクロージング作品としてプレミア上映される。
オープニングでは、「なすしおばら映画祭オリジナル短編集」と題し、筧昌也監督作「クランクイン塩原ン」、杉山監督作「くるみるしゃべる」、日向朝子監督作「HARMONY」の3本が上映され、3人の監督も登壇した。筧監督は、客席に向かって「皆さん、おめでとうございます」と呼びかけ、自作について「映画祭で毎年繰り返し、繰り返し、何年も観てもらえるようなものをと考えて作りました」と説明。さらに、「当初は(ご当地ヒーローの)ナスライガーを軸に考えていたのですが、ロケハンをしてみたら『これは全然違うわ』と今の形になった」と製作経緯を語った。
杉山監督は、昨年12月に「くるみるしゃべる」を撮影。「とにかく寒かった。ただ、素敵な街並みがあったから楽でしたよ。図書館でドローンを飛ばすという無茶をしてしまった」と振り返る。一方の日向監督は、ロケハン中にたまたま見つけたピアノが分岐点になったようで「偶然の産物ですよね。全然違う話を考えていたのですが、あの場所にピアノが何であるの? というところからストーリーを作っていった気がします」と18年冬の撮影を述懐していた。
またこの日は、「クランクイン塩原ン」にも出演しているナスライガーも来場。自らの出演シーンを「やっぱり格好いいなあと思った」と自画自賛。さらに「映画にはもう一度、チャンスがあれば出てみたい」と前のめりで、監督陣にアピールを忘れていなかった。
「なすしおばら映画祭」は、11月28日まで開催。
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