「名探偵コナン」スピンオフ「犯人の犯沢さん」「ゼロの日常」アニメ化決定
2021年10月11日 06:00
青山剛昌氏の漫画「名探偵コナン」のスピンオフ作品「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」のアニメ化が決定し、2作品のティザービジュアル、2作品連動の特報が公開された。
2作品のアニメ化は、「名探偵コナン」コミックス100巻プロジェクトの新情報として発表された。同プロジェクトでは、8月4日にスピンオフ作品「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」のテレビアニメ化が発表されており、今回の情報をもってスピンオフ3作品すべてがアニメ化されることが明らかになった。青山氏は、「『名探偵コナン』から生まれた『ゼロの日常』『犯人の犯沢さん』! まさかアニメ化になるとは……(笑)」とコメントを寄せている。
かんばまゆこ氏が2017年から「少年サンデーS」で連載中の「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」(原案・青山氏)は、「名探偵コナン」でおなじみの“全身黒タイツ”のようなビジュアルの犯人を主人公に据え、米花町に降り立った漆黒の人物“犯人の犯沢さん(仮名)”の日常が描かれる。10月18日発売のコミックス6巻で、累計発行部数が200万部を突破する(電子版含む)。
青山氏の完全監修のもと新井隆広氏が手がける「名探偵コナン ゼロの日常」は、公安、探偵、黒ずくめの組織という3つの顔を持つ男・安室透の誰も知らない日常がつづられる。18年に「週刊少年サンデー」で連載を開始し、現在は不定期連載中。10月18日発売のコミックス5巻で、累計発行部数は270万部を突破する(電子版含む)。両作品のティザービジュアルは、米花駅の改札前に仁王立ちする犯沢さんの後ろ姿、愛車RX-7の前に立つ安室の後ろ姿が、同じ構図で描かれている。
青山氏、かんば氏、新井氏のコメント全文は以下の通り。
どーも青山です!
『名探偵コナン』から生まれた『ゼロの日常』『犯人の犯沢さん』! まさかアニメ化になるとは…(笑)
『ゼロの日常』は安室のほんの一時の休息を、『犯人の犯沢さん』はあの全身黒タイツの日常(笑)を楽しんでくれちゃってください!(笑)
アニメの放送、オレも楽しみです♪
『名探偵コナン』を愛してやまない皆様、お待たせしました!これは公式のアニメですよ!公式です!
ありがとうございます!ミステリーの影の功労者、犯人…。殺人はよくないことだけど、彼らだってこの恐ろしい魔窟で…生きてるんだ!
コナンランドのアトラクションに乗ったつもりで犯沢さんと一緒に米花町の大冒険をお楽しみください。
『犯人の犯沢さん』『ゼロの日常』Wアニメ化おめでとうございます!
1話あたり10p程の短編作品でありスピンオフである本作品が様々なハードルを越えてアニメになることに驚き またうれしく思います
アニメならではの構成や演出はもちろん 漫画では絶対に発することができない「音」も楽しみに 放送をワクワクしながら皆様と一緒に待ちたいと思います!
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
テリファー 聖夜の悪夢 NEW
【嘔吐、失神者続出の超過激ホラー】どれくらいヤバいかチェックしてみたら、感想真っ二つだった話
提供:プルーク、エクストリームフィルム
【推しの子】 The Final Act NEW
【知ってるけど、ハマってない人へ】今が新規参入の絶好機!この作品で物語の最後まで一気に観よ!
提供:東映
モアナと伝説の海2 NEW
【全世界が注目、極大ヒットの予感!?】あの「インサイド・ヘッド2」超えの可能性も…魅力とは!?
提供:ディズニー
ナメてた公務員が“10億円詐欺”を仕掛けてきた
【何しても怒らなかったのに、突然のブチギレ】激推ししたい“華麗どんでん返し”映画
提供:ナカチカピクチャーズ
犯罪が起きない町で、殺人事件が起きた――
【映画ファン必見の衝撃サスペンス】予想のナナメ上をいくまさかの結末…町に隠された秘密が暴かれる
提供:hulu
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。