ゴッサム賞、演技部門における性差を撤廃
2021年8月11日 10:00

米独立系映画の製作に携わる人々を称えるゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワード(通称「ゴッサム賞」)が、今年度から演技部門での性別による区分けを廃止することを発表した。米ハリウッド・レポーターが報じている。
今回の改変により、これまで主演男優賞と主演女優賞、助演男優賞と助演女優賞の4部門に分かれていたものが、それぞれ主演俳優賞と助演俳優賞の2部門に統合されるとともに、同じく性別による区分のない「新テレビシリーズ俳優賞」が新たに設けられた。これに合わせ、上記俳優賞3部門でのノミネート枠は従来の5人から10人へと拡大される。
同賞を主催するゴッサム・フィルム&メディア・インスティチュートのジェフリー・シャープ事務局長は、「性別不問の画期的なカテゴリーである『ブレイクスルー俳優賞』を設けた24年前から、生物学的な性別を前提とした社会的、文化的性差の排除を唱える“ジェンダーニュートラル(=性的中立性)”の思想を尊重してきたゴッサム賞にとって、演技部門における性区分を撤廃するのは自然な流れだった」と声明を発表。今年度から「ブレイクスルー俳優賞」も「ブレイクスルー・パフォーマー賞」へと名称を改めると発表した。
また、「ゴッサム賞の目的は何より、インディペンデント作品における多様性を称賛すること。男性、女性という性別にとらわれることなく優れた演技を評価することで、多様性と包括性のさらなる推進に貢献していきたい」と抱負を語っている。
今年度のゴッサム賞は10月21日にノミネーション発表、11月29日に授賞式開催が予定されている。
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