米ワーナー、2022年にHBO Max独占映画を10本以上製作
2021年8月2日 10:00
米ワーナー・ブラザースが、ワーナーメディアの動画配信サービスHBO Max独占映画として、2022年に10本以上の作品を製作することが明らかになった。
親会社AT&Tの収支報告で、ワーナーメディアのジェイソン・キラーCEOが明らかにした。ワーナーメディアは20年末、ワーナー・ブラザースの21年のラインナップ全17作品を、劇場公開と同日にHBO Maxで配信すると発表し、業界を震撼させた。
22年の配給計画について聞かれたキラーCEOは、大作映画に関しては新型コロナウイルス感染拡大前と同じように劇場で先行公開を行うという。ただし、シアトリカル・ウィンドウ(劇場公開開始から2次使用開始までの期間)は、45日間程度に短縮されると明言。同時に、HBO Max向けの中小規模のオリジナル映画も量産していくという。
なお、ワーナーメディアはメディア企業ディスカバリーと合併する予定で、正式承認されれば、キラーCEOが退任し、ディスカバリーのデビッド・ザスラブ社長兼最高経営責任者が新会社を指揮することになっている。