伊藤万理華、コロナ禍で主演作の撮影中断「真っ暗になってしまった」
2021年7月14日 20:19

元「乃木坂46」の伊藤万理華が7月14日、都内で行われた主演作「サマーフィルムにのって」の特別試写会イベントに出席した。昨年春にクランクインし、コロナ禍の影響で撮影が一時中断に。夏に撮影が再開され「自分にとってすごく特別な作品。やっと共演するみんなとも仲良くなり、現場がひとつになったタイミングだったので、中断と言われて真っ暗になってしまった」と当時の不安な心境を明かした。
時代劇が大好きな高校3年生の映画部員・ハダシ(伊藤)が、武士役にぴったりの理想的な男子、凛太郎と出会い、仲間とともに理想の時代劇映画作りに奮闘する。伊藤は「同じ目標に向かって、映画作りに励んでいくキャラクターたちの姿が、『サマーフィルムにのって』を撮影していた自分たちにも重なった」と振り返り、「とにかくみんなで話して、同じ気持ちか確かめ合った。(主演として)現場を引っ張ったというより、皆さんがわたしを押し上げてくれたし、皆さんがいなかったら、わたしは成立していない」と感謝の意を示した。
それだけに本作に対する思いもひとしおで、「ハダシたちの挑戦を見ていただき、何かに専念する初期衝動を思い出してもらったり、一歩を踏み出せない人の励みになれば。未来につながる作品になっていると思う」とアピールにも熱がこもった。
イベントには伊藤をはじめ、共演する金子大地、河合優実、祷キララ、小日向星一、池田永吉、篠田諒、甲田まひる、ゆうたろう、板橋駿谷、松本壮史監督が出席。未来からタイムトラベルしてきた凛太郎を演じる金子は、「作品を良くしようと、みんなと話したり、仲良くなろうとする伊藤さんを見て、何としてもハダシのために頑張ろうと思った」と伊藤の座長ぶりを絶賛した。

また、伊藤主演のテレビドラマ「ガールはフレンド」を手がけ、本作が長編映画初メガホンとなる松本監督は「中断もあり、ちゃんと公開できるのか不安もあったが、ここまで来られて本当に良かった。今この瞬間のみんなを映せたこと、それを見てもらえることがすっごくうれしいです。ぜひ、目に焼き付けてほしい」と喜びを語った。
「サマーフィルムにのって」は、8月6日から東京・新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。第33回東京国際映画祭の特別招待作品として披露された本作は、ファンタジア国際映画祭(カナダ)、メルボルン国際映画祭(オーストラリア)、アジアンサマー映画祭(スペイン)、JAPAN CUTS(アメリカ)、NIPPON CONNECTION(ドイツ)、カメラジャパン・フェスティバル(オランダ)での上映が決定している。
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