「その日、カレーライスができるまで」公開日&予告発表! 主題歌はネバヤン・安部勇磨の「テレビジョン」
2021年7月14日 17:00

リリー・フランキーが一人芝居に挑戦し、齊藤工が企画&プロデュース、清水康彦が監督を務めた映画「その日、カレーライスができるまで」の公開日が9月3日に決定。あわせて「never young beach」の安部勇磨のソロ名義曲「テレビジョン」が主題歌となり、本予告映像が披露された。
原案・脚本は、TBS系列ドラマ「半沢直樹」の脚本で話題の金沢知樹。劇団スーパー・エキセントリック・シアター「野添義弘還暦記念公演」(2019)のため、金沢が演出家・いちかわニャーとともに創作した一人芝居が原案となっている。日本の一家団欒の象徴ともいえる「家庭の味=カレーライス」と、電波を通じて誰かと誰かを繋いでくれるラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすちいさな奇跡の物語を描く。
(C)2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会たまねぎ、にんじん、じゃがいも、豚肩ロース……見慣れた食材が並ぶ台所に立つ、くたびれた男。毎年恒例、三日後の妻の誕生日に食べる特製カレーを仕込んでいるのだ。外はどしゃぶりの雨。愛聴するラジオ番組ではリスナーの「マル秘テクニック」募集に、男はガラケーを手に取り、コンロでぐつぐつと音をたてる “三日目のカレー”についてメールで綴り始める。「今年も妻の誕生日にカレーを作っています。三日後が、誕生日です」「ただ、色々あって今年はひとりです」その横では、幼くして亡くなった息子の笑顔の写真が見守っている。
(C)2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会本予告映像は、タイトル通り、リリー演じる主人公がカレーを慣れた手つきで調理する様子、テーマのひとつであるラジオ番組の雰囲気も味わえる。そして、初めて一人芝居に挑戦したリリーの悲喜こもごも、さまざまな表情も活写。独特の個性あふれる演技、ほぼワンシチュエーションの物語に、映像ならではの表現を駆使していることがうかがえる。
(C)2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会“ネバヤン”の愛称で親しまれる人気ロックバンド「never young beach」のボーカル&ギター・安部による主題歌「テレビジョン」は、脱力感のある歌声、ノスタルジックなサウンドが物語の“やさしい後味”に。同楽曲は、6月30日に初のソロ名義でリリースしたアルバム「Fantasia」に収録。なお、本作の劇中歌も安部が歌唱している。
「その日、カレーライスができるまで」は、9月3日から全国順次公開(併映作品あり。詳細は後日発表される)。
(C)2021「その日、カレーライスができるまで」製作委員会
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