「キネマの神様」菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎にとっての“夢”とは? 青春が詰まった本編映像も公開
2021年7月14日 06:00
本作は、かつて撮影所で働き何よりも映画を愛していたが、家族には見放されたダメ親父のゴウを主人公に、時代を超えて繰り広げられる愛と友情の物語。映画を深く愛する主人公ゴウの若き日を菅田、撮影所近くの食堂で働く淑子を永野芽郁、ゴウと同じ撮影所で働くテラシンを野田洋次郎、銀幕スターの園子を北川景子が演じている。
披露されたのは、園子が運転する車でゴウ、淑子、テラシンがドライブへ出かけるシーン。園子からゴウへ、テラシンから淑子へ向ける淡い恋心など、それぞれの思いが交錯する登場人物たちの青春模様が垣間見える。
あわせて、本作にちなんで菅田、永野、野田が“夢”について語るコメントも公開された。菅田は「小さい夢でいうと、例えばこの世界に入って、週刊少年ジャンプの漫画原作の実写映画に出演して、ジャンプに自分が載ったとか、夢だと思ってなかったけど振り返ったら夢が叶った気持ちになっていることが、この世界は本当に良くあるなと思います」と話し、「それこそ今回、僕のマネージャーさんが山田洋次監督の論文を大学で書いてたみたいで、この作品が決まった時は、すごい喜んでいたし、初めて山田さんに会った時にちょっと泣いてる姿を見て、やって良かったなと思ったし、夢が叶った瞬間を見ることができました」と、身近な夢にまつわるエピソードを披露。
野田は「僕はそんなに大いなる夢を抱いたことがなくて、その時やりたいことが常にあって、それを全身全霊でやり続けてますね。だから大きな夢をたてるでも良いと思うんですけど、でももしかしたら夢っていうのはその時1番やりたいことを全力でやった先に、気づいたら辿りついてるんじゃないかな?」と自身の考え方を明かす。
永野は「私は、夢は持たないんです!」と打ち明け、「夢を持ちそれを達成したときに、次にどうしていいか分からなくなってしまう自分が怖くて、明確な将来の夢というものを持ったことがないので、明日が楽しければいいと思ってます」と、三者三様に夢を語った。
「キネマの神様」は8月6日から全国公開。
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