門脇麦と森山直太朗、不倫まで壁1枚!? 人気コミック「うきわ」ドラマ化、8月放送
2021年7月2日 06:00
門脇麦と森山直太朗の共演で、野村宗弘氏のコミックをドラマ化する「うきわ 友達以上、不倫未満」が、テレビ東京系列で8月から毎週月曜午後11時に放送されることがわかった。門脇と森山は、お互いに配偶者に浮気され、やがて惹かれ合っていくお隣同士の男女を演じる。
原作は社宅のベランダを舞台に、「不倫まで壁1枚」という、お隣同士の危うい関係を描いたコミック「うきわ」(小学館ビッグスピリッツコミックス刊/全3巻)。平凡に生きてきた、自称“可もなく不可もない”主人公・中山麻衣子は、夫の仕事の都合で広島から上京してきた。しかし、仕事が多忙な夫は毎晩帰りが遅い。そんなある日、隣室に住む夫の上司・二葉さん(二葉一)と、ベランダの壁を隔てて会話をしたことで仲良くなる。
やがて、麻衣子は初めて夫の不倫を知る。信じていた人に裏切られた麻衣子と、ある秘密を抱える二葉さんは、互いの傷付いた心に触れ、距離を縮めていく。「緊急時には、この壁を突きやぶって隣りへお逃げ下さい」と書かれたベランダの非常壁が、ある時は理性を保つ防御壁となり、ある時は突き破ってしまいたい障害になっていく。
門脇は不倫に揺らぐ人妻・麻衣子に扮し、森山は優しく聞き上手な二葉さん役で、テレビ東京の連続ドラマ初出演を果たす。脚本は、ドラマ「刑事ゆがみ」や「今際の国のアリス」などの話題作を手掛け、「アライブ がん専門医のカルテ」で第9回市川森一脚本賞を受賞した倉光泰子が担当。第58回ギャラクシー賞のマイベストTV賞グランプリに輝いた“チェリまほ”こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の風間太樹が監督を務め、本間かなみプロデューサーと、“チェリまほ”以来2度目のタッグを組む。
「うきわ 友達以上、不倫未満」はテレビ東京系列で、8月から毎週月曜午後11時に放送。門脇、森山、原作者・野村氏、風間監督のコメントは以下の通り。
裏切った人裏切られた人、どんな人にもそれぞれの事情があり、そしてどんな状況でも誰かにとって救いの存在になることができる。今作はそんな人間模様を否定も肯定もせず、優しいまなざしで切り取った作品のように思います。自分の身全てを現場に委ね、どの感情に辿り着くか想定も想像もせず、お芝居する中で生まれた感情を信じ、丁寧にキャラクターに取り込んでいる日々です。そして何より、二葉さん演じる森山さん、最高です。良い作品をお届けできるよう、現場の皆様と力を合わせてがんばります。お楽しみに!
オファーをいただいた時は、驚きと共にすごく今の自分にとって通るべき門のようなものの存在を感じました。逃げちゃ駄目だな、って。毎日がクランクアップのつもりで挑んでいます。門脇さんはただ真っ直ぐ前を見つめている人。ただただ頼もしいです。(ドラマの)テーマは普遍的で裏切りや一定の嘘が介在しているけど、人の持つ業を肯定する愛情に満ちた物語です。駄目で不器用な人たちだけど、“悪い人”が一人も出てこない理想の世界がそこにあります。誰かと語らえるようなドラマです。ぜひ、ご覧ください。
「野村さん! 浮かれすぎです!! 詳細発表されるまで、お口チャックです!!」と、口封じの半年間……やっと!! やっと発表になった……長かった~……。最初、製作陣の方からお手紙をいただいたのです。「うきわ」という漫画の、奥の奥底にこっそり隠してた僕だけが知ってるはずのことが書かれてました。なんという読解力……嬉し恥ずかし。そんな製作陣の方々が作られたドラマ版「うきわ」。楽しみしかございません。見てくださった方の宝物のひとつになりますように。
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