全興連、緊急事態宣言の延長に伴う映画館・演芸場への休業要請に対して声明を発表
2021年5月6日 20:00

全国47都道府県の興行組合からなる全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)が、4都府県に対する緊急事態宣言延長が検討されていることを受け、5月6日、映画館・演芸場への休業要請に対して声明を発表した。
全興連は、昨年の緊急事態宣言解除後の劇場営業再開にあたり、複数回のガイドライン改訂を行い、12月1日以降、感染拡大防止策を十分に講じた上で通常営業した結果、「劇場観客席側での感染事例は1件も確認されていない」ことを強調。今回の緊急事態宣言で、東京都が要請した休業や無観客開催について「上記の実績を考慮に入れていないことは明白であり、施設内での感染リスクに対してではなく、『人流の抑制』に焦点をあてている」と推察し、映画館の場合、鑑賞希望者が緊急事態宣言対象外の近県の映画館に移動することが「むしろ『人流の増加』につながる」との可能性を指摘している。
さらに、緊急事態宣言下の都府県の近隣で大幅な動員の上昇が見られたというファクトを挙げ、そういった状況から、全興連は、緊急事態宣言下でも一定の制限下で営業を続ける陳情をしていくと宣言。「全興連作成のガイドラインを再度周知徹底する」「それぞれの映画館・演芸場で鑑賞後の速やかな帰宅を呼びかけを行う」といった施策により注力していくと述べている。
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