「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」“2代目”キャプテン・アメリカが語る葛藤
2021年4月14日 20:00

マーベル・スタジオ制作のオリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で、2代目キャプテン・アメリカことジョン・ウォーカーを演じたワイアット・ラッセル。カート・ラッセルの息子であり、今回初めてMCUの世界に踏み込むこととなった彼は「最初、僕はやるべきかどうか、その役を取るべきかどうか、はっきりわからなかった」と率直な思いを明かしている。
軍の中でも輝かしい成績を残したウォーカーは、ヒーローの象徴であるキャプテン・アメリカの盾とともにその名を受け継ぎ、華々しいデューから意気揚々と活躍を見せていた。
出演するか悩んでいたというラッセルは、スタッフからキャラクターについて深く説明を受けたそうで、「僕はそれを聞いて安心したんだ。そして、それがどこへ向かっているかということを楽しんだ。彼らがどういうことになるかを話してくれた時、僕は良い仕事が出来ると確信出来たんだよ」と、引き受けるに至ったという。

キャプテン・アメリカといえばコスチュームも特徴的であり、ラッセルは衣装を初めて身につけた時のことを「とても硬かったね。そしてとても暑かった。この衣装を着て、一体どうやって演技できるんだろうって思ったよ(笑)。すぐにそれは不可能だということも」と大変さを明かす。その一方で、「衣装は素晴らしかったよ。とてもクールだった。この衣装を作ってくれた人たちは素晴らしかった。だから、彼らが手がけたものを着るのはとてもクールな体験だったよ」と喜びを語る。
本編では、ヒーローとして周囲から崇められる一方で、時に行き過ぎた行動や過剰な反応が見られ、期待や責任の重さに苦悩する姿も描かれている。周囲が求めているスティーブ・ロジャースがこれまで務めてきたキャプテン・アメリカのイメージとの乖離は、ジョンの精神をさらに追い詰めていく。
ジョン・ウォーカーとスティーブ・ロジャースの共通点について、ラッセルは「2人とも良いことをしたいと思っている。彼らは良いことをしたいんだ。そして、彼らは、自分たちが知っているやり方で良いことをしよう、というところからきている」と根本的な部分では同じ考えであるとしつつも、「スティーブは違う時代からやって来たし、ジョンも違う時代に生きている。今は、戦争の戦い方も違っている。だから、また違うタイプのものになるんだ。彼の攻撃的な行動や戦い方は、スティーブの戦い方とは違う。また彼のリーダーシップの能力も、スティーブとは違う。だから、人々は彼のリーダーシップ・スタイルに苦労することになるんだ(笑)。それが彼らの絶対的な違いだと思うよ」と明かす。
それを示すかのように、第4話では相棒であるヒーロースターを失い、ジョンの行動は過激化。そしてキャプテン・アメリカの象徴である盾でフラッグ・スマッシャーズのメンバーを殺害してしまう。血塗られた盾は、周囲の市民によってスマホで撮影され、全世界が知るところとなった。この行動はヒーローとしてふさわしいのか否か、現代の新たなヒーロー像を考えるきっかけとなりそうだ。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の第5話は、Disney+で4月16日16時から配信。
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