韓国発の純愛映画がタイでリメイク! 「デュー あの時の君とボク」7月2日公開
2021年2月25日 00:00

イ・ビョンホン主演の韓国映画「バンジージャンプする」をリメイクしたタイ映画「デュー あの時の君とボク」が、7月2日からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国の劇場で順次公開される。
今や世界的ブームの兆しを見せるタイのBLドラマ。本作でもオリジナルの韓国映画に切なくも温かいタイ風エッセンスを盛り込み、純度の高い青春BL作品へと昇華させた。チェンマイをはじめとするタイのノスタルジックな風景の中、過去と現在が交錯する濃密なストーリーが展開する。
物語の舞台は、90年代のタイの田舎町。高校生ポップは転校生のデューと親しくなり、友情を育みながらお互いに惹かれ合う。しかし、LGBTに対する理解がない保守的な町や学校では、素直に愛情を表現できずにいた。ポップとデューは一緒にバンジージャンプをするという目標に向かって過ごしていたが、ある日、ふたりの関係性を変えてしまう出来事が起こる。
前半は、同性の転校生に惹かれながらも、周囲の目を気にして素直になれない男子高校生の切ない恋心をリアルに描写。後半では舞台を現代に移し、結婚して教師として母校に戻ってきたポップが、教え子の女子高生リューになぜか強く惹かれ、禁断の関係から衝撃のラストへと向かっていく。
デューを演じるのは、“オーム”の愛称で親しまれるパワット・チットサワンディ。バンコク生まれの20歳で、端正な顔立ちと低い声が人気を呼んでいる若手俳優だ。日本では、衛星劇場で2月に出演ドラマ「He's Coming To Me~清明節、彼は僕のお墓の隣にやって来た」が放送されたほか、ドラマ「The Shipper」も3月に日本初放送を予定している。
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