TOHOシネマズ、緊急事態宣言に備え事前販売から当日販売に切り替え
2021年1月7日 13:16
シネコン大手のTOHOシネマズは、1月7日に政府による新型コロナウイルスに対する首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)への緊急事態宣言の発出の方針を受け、上映開始2日前から実施している座席指定券の事前販売を一時休止し、当日販売に切り替えて営業することを発表した。
上記発表に該当する、緊急事態宣言が再発令される東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県所在の同社運営の劇場は、以下の通り。
東京/日比谷、シャンテ、渋谷、六本木ヒルズ、日本橋、新宿、上野、池袋、西新井、南大沢、府中、立川立飛、錦糸町(楽天地・オリナス)
埼玉/ららぽーと富士見
千葉/ららぽーと船橋、市川コルトンプラザ、八千代緑が丘、流山おおたかの森、市原、柏
神奈川/海老名、小田原、川崎、ららぽーと横浜、上大岡
埼玉/ららぽーと富士見
千葉/ららぽーと船橋、市川コルトンプラザ、八千代緑が丘、流山おおたかの森、市原、柏
神奈川/海老名、小田原、川崎、ららぽーと横浜、上大岡
今回の緊急事態宣言は、1月8日から2月7日までを目途に発出するといわれており、劇場、映画館、博物館、美術館などに関しては協力金の支給が困難なため、午後8時までの短縮営業を働きかけていくとのこと。この要請を受けた場合、全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)がどのような対応をするのかにも注目が集まる。
なお、新宿ピカデリーや丸の内ピカデリーを運営する松竹マルチプレックスシアターズ、東京・池袋を拠点とするシネマサンシャイン、ユナイテッド・シネマグループでも既に同様の対応を取っている。