iPhone12がハリウッドの現場を「劇的に変える」可能性
2020年10月19日 13:00
Appleが14日(日本時間)に発表した「iPhone 12」と「iPhone12 Pro」が、ハリウッドの映画製作環境を劇的に変えることになりそうだと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
最大の特徴は、iPhoneとして初めて高速ワイヤレス接続である5Gに対応している点だ。ハリウッド向けにクラウドベースのワークフローを提供しているFrame.ioのマイケル・シオーニ氏は、「5Gアクセスにより、音声や動画ファイルのやりとりに使用するシャトルドライブが不要になるため、従来の映画製作のワークフローは劇的に変化するでしょう」「iPhone12がセットにあるデバイスをポストプロダクションに直接つなげる高速リンクになる可能性があります」と予測した。
「ライオンキング」のバーチャル制作工程を担ったロサンゼルスのVFX工房MAGNOPUSのベン・グロスマンCEOは、空間の深度マップを作成するLiDARスキャナを搭載するiPhone12 Proは、VFXアーティストにとって夢のような製品だと絶賛する。「これまで僕らは、撮影現場に出向き、ありとあらゆるハードウェアを使ってデータを取り、数週間を費やしてそのデータを処理していました。それがポケットに収まり、あれほどの処理能力と転送速度を備えているなんて。2020年にこんなことが実現できるなんて、ちょっと未来的です」
グロスマンCEOは、5GをはじめiPhone12に搭載されるテクノロジーが過大評価されている可能性を認めつつも、「これらのテクノロジーがひとつにまとまった製品はこれまで存在せず、したがって誰もその真価を体験していません。すべてが1カ所にまとまり、子どもでも使えるインターフェースを備えたデバイスが登場したいま、これまで思いもよらなかった使い方が出来るようになると思います」と、映像製作のワークフローが変わるきっかけになると断言している。
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