「ウォーキング・デッド」俳優ノーマン・リーダス、製作会社を設立&AMCとファーストルック契約締結
2020年9月21日 19:30

[映画.com ニュース] 米人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のダリル役で知られる俳優のノーマン・リーダスが製作会社を設立し、同シリーズを制作するAMCスタジオとファーストルック契約を結んだことがわかった。米Deadlineが報じている。
「ウォーキング・デッド」は先日、シーズン11で完結することが発表されたばかりだが、リーダスはキャロル役のメリッサ・マクブライドとともに、「ウォーキング・デッド」終了後に放送されるスピンオフドラマで主役を演じることになっている。
そんなリーダスは、新たに立ち上げた製作会社Bigbaldhead Productionsを通じて、AMCスタジオと2年間のファーストルック契約を締結。第1弾は、グラフィックノベル「Undone By Blood(原題)」のテレビドラマ化で、すでに企画開発が進行中だ。同作は、1970年代を舞台に、家族を殺した男に復しゅうするために故郷に戻ったヒロインの葛藤を描く西部劇。リーダスは制作総指揮のみならず、伝説のガンマン、ソロモン・イートン役を演じる可能性があるという。原作者のザック・トンプソン、ロニー・ナドラーも共同制作総指揮として参加する。
さらに、Bigbaldhead Productionsは、アメリカで最大の独立系オーディオブック出版社のブラックストーン・パブリッシングとも契約を締結。リーダス自身が執筆した「アンノウン・マン(原題)」シリーズを皮切りに、リーダスが選んだ新人作家の作品を発表していくことになるという。
リーダスは、製作会社を立ち上げた理由を「他人が注目しないところに光を当てるような進歩的なストーリーを伝え、共有することが私の長年の夢でした」と説明。「文化の変革を促進する先見的な物語を紡ぐクリエイターたちを支援する機会を与えられたことは、とてつもなく恵まれていると思います。AMC、ならびにブラックストーン・パブリッシングと、Bigbaldhead Productionsを発足させることができて、これ以上ない幸せを感じています」と語っている。
なお、「ウォーキング・デッド」の最終シーズンは全24話あり、同じくAMCで放送中のリアリティ番組「ライド with ノーマン・リーダス」は、2021年にシーズン5の放送を控えている。製作会社を立ち上げたリーダスは、今後は役者としてだけでなく、プロデューサーとしても多忙な生活を送ることになりそうだ。
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