グザビエ・ドランが称賛 貴族の娘と肖像を描く女性画家の燃える愛 カンヌ脚本賞&クィアパルム賞受賞作公開
2020年9月4日 08:00

[映画.com ニュース] 昨年の第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を獲得したフランス映画「PORTRAIT OF A LADY ON FIRE」(英題)が、「燃ゆる女の肖像」の邦題で12月4日から公開される。このほど、息をのむほどに美しい映画の世界観が堪能できる日本版予告編がお披露目された。
「水の中のつぼみ」のセリーヌ・シアマ監督の長編第5作。18世紀、フランス、ブルターニュの孤島で望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家との一時の恋、永遠に燃え上がる愛を繊細かつ美しい映像で紡ぐ。画家のマリアンヌには本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズにはシアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネル。

結ばれるはずのない運命のもとで燃え上がる愛と喪失を捉えた本作に、シャーリーズ・セロンは「この映画を本当に愛している」と絶賛、ブリー・ラーソンは“後世に残したい作品”に本作を挙げ、グザビエ・ドラン監督は「こんなにも繊細な作品は見たことがない」と称える。
ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたほか、世界の映画賞で44もの賞を受賞。ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった。さらに、テイラー・スウィフトの最新アルバム「Folklore」のアートワークが本作の影響を受けているのではないかという推測がSNSでしきりに飛び交うなど、映画界以外でも大きな反響を集めている。
「燃ゆる女の肖像」は、12月4日からTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開。
(C)Lilies Films.
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