マイケル・ダグラス主演「コミンスキー・メソッド」がシーズン3で終了

「コミンスキー・メソッド」は、演技指導で生計を立てているかつての人気俳優サンディ・コミンスキー（ダグラス）と、長年の友人でエージェントのノーマン・ニューランダー（アラン・アーキン）との友情を軸に展開するコメディドラマシリーズ。ハリウッドで暮らす高齢男性ふたりの悲哀を描いた作品で、シーズン1は、ゴールデングローブ賞で主演男優賞（ダグラス）と作品賞（コメディシリーズ部門）を受賞。エミー賞でも3部門にノミネートされている。

同番組を配信する米ストリーミング大手Netflixはこのほど、シーズン3への更新と、同シーズンが最終シーズンとなることを決定した。

今回の決定にともない、企画・制作総指揮のチャック・ロリー（「ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則」「チャーリー・シーンのハーバー・ボーイズ」）は、「『コミンスキー・メソッド』は私にとって真の情熱的なプロジェクトであり、視聴者や批評家からあたたかく迎えられたのは、とてつもなく素晴らしい経験でした。ファイナルシーズンで物語を締めくくることができることに興奮しています」と声明を発表している。

なお、「コミンスキー・メソッド」のシーズン3での終了は、最近のNetflixのドラマ戦略を踏襲している。Netflixのオリジナルドラマのうち、5シーズン以上続いたものはほんの一握りに過ぎない。先日、「オザークへようこそ」もシーズン4で終了することが発表された。「13の理由」に関しても、最終シーズンとなるシーズン4の世界配信が行われたばかりだ。