米フロリダのディズニー・ワールド営業再開で批判殺到
2020年7月14日 19:00

[映画.com ニュース] 米フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドが7月11日(現地時間)、4カ月ぶりに再開した。だが、感染拡大が続くアメリカのなかでもとりわけ感染者が急増しているフロリダ州での再開を行ったディズニーに対し、ソーシャルメディアで批判が飛び交っている。
フロリダ州では新型コロナウイルスの累計感染者は25万人を超え、開園日の7月11日も1万1000人を超える新規感染者が発表されている。フロリダ州のロン・デサンティス知事はコロナ禍でも経済再開を優先しており、免疫学者で米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、フロリダ州の規制緩和を批判していることでも知られる。
ディズニーは7月11日、ディズニー・ワールド内の4つのリゾートのうち、マジックキングダムとアニマルキングダムを再開。マスクの着用や体温測定、入場者制限、ソーシャルディスタンスの遵守などの安全対策を導入している。だが、訪問者がSNSにアップした写真では、ソーシャルディスタンスが守られていない実態が明らかになっている。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の免疫学者であるアン・リモイン教授は、米バラエティの取材に対して「いま再開するなんてとんでもないアイデアです」「フロリダ州ではベッドが不足している病院がいくつかあり、医療従事者が人工呼吸器と十分な部屋が足りないと警告しています。再開を推し進めるのは、大災害を招待しているのと同じです」とコメントしている。
ディズニーは、7月15日にディズニー・ワールドの残り2つのリゾートであるエプコットとハリウッド・スタジオを再開する予定だという。
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