米フロリダのディズニー・ワールドが7月に営業再開へ

先日、同社は米フロリダ州オレンジ群の経済復興タスクフォースに安全対策をまとめた計画書を提出。それによると、7月1日に4つのリゾートのうちマジックキングダムとアニマルキングダム、7月15日に残り2つのリゾートであるエプコットとハリウッド・スタジオを再開する計画だという。同タスクフォースは、満場一致で再開を認めている。

フロリダのディズニー・ワールドは、カリフォルニアのディズニーランドと同様、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月中旬より閉鎖。5月20日よりディズニー・ワールド内にあるショッピングエリア「ディズニー・スプリングス」の一部の店舗を再開させており、ゲストの体温測定、フェイスカバーの義務化、ソーシャルディスタンスの遵守などの安全対策が取られている。これらの対策は、4つのリゾートにも適応されるという。

米フロリダ・オーランドにあるユニバーサル・スタジオは6月5日、シーワールド・オーランドが6月11日の営業再開を発表しているなか、ディズニー・ワールドの再開を7月にした理由について、ウォルト・ディズニー社新CEO（代表取締役）のボブ・チャペック氏は、「再開したときに、ゲストのみなさんにディズニーの神髄を体験していただきたいからです」「来場者数を大幅にさげながら、責任を持った応対をしていきたいと考えています」と説明している。

なお、上海ディズニーランドは5月11日に一足早く再開済み。定員8万人に対し、当局の規制により入場者2万4000人以下に抑えているという。