殺生丸と犬夜叉の娘たちが時を超える「半妖の夜叉姫」今秋TVアニメ化 キャラデザは原作者・高橋留美子
2020年5月14日 07:00

[映画.com ニュース] 高橋留美子氏の人気漫画「犬夜叉」のメインキャラクターである殺生丸と犬夜叉の娘たちが登場するテレビアニメ「半妖の夜叉姫」の放送が決定した。スタッフは、メインキャラクターデザインを高橋氏自らが務めるほか、テレビアニメ版「犬夜叉」の顔ぶれが再集結する。2020年秋放送予定。
1996~2008年に「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載された「犬夜叉」は、戦国時代にタイムスリップしてしまった女子高生の日暮かごめが、彼女の前世である桔梗と恋仲にあった半妖・犬夜叉とともに、どんな願いもかなえるという「四魂の玉」をめぐる人間と妖怪の争いへと身を投じてく姿を描いた。テレビアニメは00~04年に全4期167話、09年に「完結編」全26話が放送された。
「半妖の夜叉姫」では、犬夜叉の兄である殺生丸の娘“とわ”と“せつな”、犬夜叉とかごめの娘である“もろは”の、半妖の少女3人の時を越えた冒険が描かれる。4歳の頃に戦国時代から現代へとタイムスリップしてしまったとわは、かごめの弟・草太の娘として育てられ令和の時代を生きていた。だがある日、生き別れになった双子の妹せつなが、賞金稼ぎを生業とする“化け殺しのもろは”とともに現代へとやってくる。“夢の胡蝶”によって過去の記憶と眠りを奪われたせつなを救うべく、とわは戦国時代へとおもむく。
とわ、せつな、もろはの設定画も公開された。とわは武道が得意で、不良たちに絡まれてはケンカ沙汰を起こし、転校を繰り返してきた14歳の女の子。動きやすいという理由から、男装に身を包んでいる。薙刀を手にしたせつなは、殺生丸譲りの冷静沈着な少女で、かつて奈落との戦いに深く関わった琥珀がお頭を務める妖怪退治屋に参加している。もろはは、妖刀・倶利伽羅丸の使い手で、明朗快活な性格の持ち主。幼い頃からひとりで生きてきたため、両親のことはほとんど知らないという。高橋氏は「3人のヒロインそれぞれ、とても魅力的に仕上がっています。彼女たちがどんな冒険の旅をするのか私も楽しみにしています」と期待を寄せた。
スタッフは、「犬夜叉 完結編」で副監督を務めた佐藤照雄が監督として登板。「犬夜叉」第2期以降のシリーズ構成を務めた隅沢克之が続投し、オリジナルストーリーを書き下ろす。アニメーションキャラクターデザインの菱沼義仁、音楽の和田薫は第1期から一貫しての参加となる。アニメーション制作も「犬夜叉」シリーズを手がけてきたサンライズが行う。
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