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神父による児童への性的虐待事件を描く ベルリン銀熊賞のフランソワ・オゾン最新作7月公開

2020年4月30日 17:00

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フランスで現在も裁判が進行中の事件が題材
フランスで現在も裁判が進行中の事件が題材
(C)2018-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-MARS FILMS–France 2 CINÉMA–PLAYTIMEPRODUCTION-SCOPE

[映画.com ニュース]第69回ベルリン国際映画祭で、銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した、フランソワ・オゾン監督の最新作「Grace a Dieu」が、邦題「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」として7月に公開される。

フランスで現在も裁判が進行中の「プレナ神父事件」が題材。一人の告発者から端を発した児童への性的虐待事件は、結果的に80人以上もの被害者が名乗りをあげ、プレナ神父が教区を変えながら長年にわたって信者家庭の少年たちに性的暴力を働いていたという驚くべき事実が白日の下にさらされた。

映画は、何十年経ってもなお、虐待のトラウマに苦しむ男たちが告発するまでの葛藤と、社会や家族との軋轢など告発したことによる代償、それでも告発によって生まれた希望を描き出す。

妻と子供たちと共にリヨンに住むアレクサンドルは、幼少期に自分を性的虐待したプレナ神父が、いまだ子供たちに聖書を教えていることを知り、家族を守るため過去の出来事の告発を決意する。最初は関りを拒んでいたフランソワ、長年一人で傷を抱えてきたエマニュエルら、同じく被害にあった男たちの輪が徐々に広がっていく。しかし、教会側はプレナの罪を認めつつも、責任は巧みにかわそうとする。アレクサンドルたちは信仰と告発の狭間で葛藤する。

グレース・オブ・ゴッド 告発の時」は、7月、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。

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